モルトリーチェでは、化粧品製造にあたり、アルカリイオン水を使用しています。

先日、この件について「肌には弱酸性が良いと思っていました。アルカリイオン水を使っているので疑問を感じましたが、肌に良い成分で調和をとっているのでしょうか? 」というお問合せをいただきましたので、このブログを利用しまして、以下の通りお答えさせていただきますね。



モルトリーチェでは、ほぼ全製品につきまして、アルカリイオン水を利用した化粧品製造を行なっています。

化粧品は簡単に言えば、水と油をベースとして、そこにいわゆる「保湿成分」や「美容液成分」といった有用成分などを配合して造るわけですが、その水についてアルカリイオン水を使用しているわけです。

通常の化粧品造りでは、精製水が使用されています。

モルトリーチェにおきましては、化粧品製造に際して使用する水にもこだわりを持ちたく、より酸化の可能性の低いと考えられるアルカリイオン水を使用しています。



簡単に手順を述べますと、通常の水は、塩素や硫酸痕などの酸性成分の含まれることがありますので、これらを取り除く処置をしたうえで、酸性成分や水素イオン(H+)を含む酸性の水と、水の構成成分であるOHイオン(−)を含む水に分けます。

酸性の水は廃棄し、アルカリイオン水のみを化粧品製造に使用します。



このように、アルカリイオン水を使用する目的は有害と考えられる酸性物質を取り除く事にあります。

ただ、この段階でアルカリ性といっても、苛性ーソーダ、苛性カリ、アンモニアといったいわゆるアルカリ成分が含まれているのではなくて、酸性成分を除去した事によって必然的にOHイオンが優勢になったためにpH的には弱いアルカリ性になったに過ぎません。

この状態を化学的にはイオン強度が弱いアルカリ状態にあるといいます。

つまり、極わずかの酸性素材、例えば乳酸、リンゴ酸、グリコール酸等のイオン強度の比較的強い酸性の配合成分によって簡単に酸性に傾きます。

ですから、お客様に提供する製品化したモルトリーチェ化粧品のpHにつきましては、化粧水・乳液などは全て弱酸性となっております。

使用する水の段階では、有害と思われる酸性物質を取り除き、弱いアルカリ状態にありますが、化粧品製造工程で各種成分を配合する中で、結果的には弱酸性の化粧品となっているわけです。



確かに、肌のpHは弱酸性であり、また弱酸性の状態が細菌の繁殖を妨げるということにもなりますので、化粧水・乳液などは弱酸性が好ましいと考えられますが、モルトリーチェにおきましても弱酸性となっています。

ただし、洗顔剤については、モルトリーチェの洗顔フォームのpHは弱アルカリ性となっております。

最近は、洗顔剤についても弱酸性としているものもありますが、モルトリーチェといたしましては、洗顔剤を弱アルカリ性にした場合と、弱酸性にした場合と、それぞれメリットとデメリットを検討したうえで、洗顔フォームについては弱アルカリ性としています。



なお、弱酸性化粧品についてのモルトリーチェの考え方は、以下のブログ記事において、もう少し詳しくご説明しております。どうぞご参照ください。

弱酸性洗顔ってホントにいいの?