今回は、モルトリーチェのクレンジングクリームの使用方法の疑問についてお答えします。



モルトリーチェのクレンジングクリームは、オリーブスクワランを主体とした油性のクリームタイプです。

水中油型(O/W型)、つまり油分を水分で包んだ構造で乳化されていますので、水との馴染みが良く、クレンジング後に水で洗い流すことができます。

油性成分が乳化剤によって、水分の中に細かな粒となって乳化された状態のクリームなのですが、あっさりした感触のクリームで、肌表面でメイクアップなど油汚れとよく馴染みます。

これは、メイクアップ等の油汚れがクリーム中の油性成分の中に溶け込んで、細かな粒の状態になり、それを水分が包みこんだ状態です。

親水性が良い状態ですので、容易に水で洗い流すことができます。

肌を擦ることもなく、つまり肌に刺激を加えずにメイク汚れを落とすことができるのが特徴のひとつです。



クレンジングしながらマッサージはOKなの?


このクレンジングクリームは、クレンジングだけでなく、マッサージクリームとしてもご使用いただけます。

今回の疑問は、クレンジングクリームをマッサージクリームとしてご使用いただく場合についてです。

クレンジングしながらマッサージしてよいものなのか?

それとも、一旦クレンジングしてメイクアップなどを取り去った後、もう一度クレンジングクリームを出してマッサージするべきなのか?・・・ということです。

なお、ここで言うマッサージとは、日々の3分〜5分程度のマッサージです。



モルトリーチェのクレンジングクリームは、オリーンブスクワラン、ホホバ油などの油性成分が脂肪酸系およびアミノ酸系乳化剤によって水、保湿成分の中に細かな粒となって乳化されたクリームの状態です。

クレンジングしますと、肌表面のメイクアップなどの油汚れが、乳化剤によってスクワランなどの油性成分の中に溶け込んで、細かな粒の状態になります。

この汚れを抱き込んだ粒状のものは、直接肌には触れません。

ですから、乳化された油汚れが逆に皮膚の中に染み込んでいく、あるいは浸入していくという事はありません。

クレンジングしながらマッサージしたとしても特に大きな問題はありません。

ただ、汚れを包み込んだクリームでマッサージするのは、なんとなく抵抗感があるという方もいらっしゃいます。

その場合、一旦水で洗い流して、再度クリームをとりマッサージされることをおすすめします。

なお、一旦水で洗い流した後は、顔に若干の水分が残っていますので、クリームの油分と水分が馴染み、よりソフトな使用感でマッサージができるという利点もあります。



クレンジングしながらマッサージすると、クレンジングクリームの使用は1回でいいのすが・・・

クレンジングとマッサージを別々に行うと、クレンジングクリームの使用は2回ということになります。

それだけ早くクリームが無くなってしまいます。

それではもったいないということで、1回のクレンジングクリームの使用量を少なくすると、肌表面の汚れを十分に取り去ることができなかったり、肌に摩擦を与えて肌への刺激となったりします。

クレンジングしながらマッサージするか?クレンジングとマッサージを別々に行なうか?

これは、個人の判断になるかなと思いますが、いずれにせよ1回のクレンジングクリームの使用量が少な過ぎると、肌には悪影響をおよぼすリスクが高まります。



ちなみに、こういったクレンジング&マッサージ両用クリームの場合、一般的には、クレンジングの後、もう一度クリームをとりマッサージするよう指導している化粧品会社が多いようです。

これは、クレンジング剤を水で流した後、顔に残った水分により、マッサージの際のクリームの滑りが良くなるということも理由でしょうが・・・

その他にも、その方が、商品の回転が早くなるということ、デモンストレーションなどする際に見た目がきれい、といったことも理由にあるように思います。

でも、ご自宅で使用する場合は、それでは面倒だとお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。

クレンジングとマッサージ、それぞれ別々にクレンジングクリームをとり2段階で行うに越したことはありませんが、クレンジング時にマッサージをしてもさほど大きな問題は無いように思います。

モルトリーチェのクレンジングクリームは、メイックアップ等の汚れとクリームが馴染むと使用感がスーッと軽くなります。

クリームの使用量が適切であれば、クレンジングしながらのマッサージでも、肌摩擦などの心配は少ないと思いますのでご安心ください。

なお、長時間のマッサージにつきましては、一旦メイックアップ等を取り去った後、改めてクリームをとり行っていただきますようおすすめします。



[公式サイト内ページ]モルトリーチェのクレンジングクリームのご案内




初投稿:2008/05/01