モルトリーチェ化粧品はインターネットでも販売していますが、販売代理店の皆様を通じても販売をしています。また、電話やFAXで直接ご注文をいただく場合もあります。

インターネットを利用されている方は、ホームページやこのブログあるいはメルマガでモルトリーチェの商品情報・美容情報・企画情報などをご確認いただけるのですが、インターネットを利用されていない方には郵送でご案内をお届けしています。

先日も販売代理店の皆様にご案内をお届けしたのですが、そのご案内の中に「無添加化粧品のウソホント」と題した文章を入れていたところ、大きな反響を呼んでいます。

無添加化粧品=安全・安心な化粧品と思っていた方が多くいらっしゃったようで、その無添加化粧品を否定的に書いたものですから、いろいろとお問い合わせをいただいています。

ただ、無添加化粧品が悪いと言ってるわけではなくて、無添加という表現が気になるのです。何を添加していないのかが曖昧なまま無添加化粧品と言っているケースが結構多いものですから。

特に、全成分表示が義務化されている今、無添加化粧品という言い方に意味があるのだろうか・・・ということもありますし。

もちろん、無添加化粧品と言われるものの中にも優れた化粧品はたくさんあると思います。

でも、無添加化粧品だから安全・安心とか肌にプラスの化粧品であるとか・・・そういうふうに短絡的に考えるのはよくないですよ・・・ということです。

無添加化粧品については、このブログでも何度か書いたことはあるのですが、販売代理店の皆様にお送りした無添加化粧品についての文章を以下に記しますので、ご覧いただればと思います。


「無添加化粧品=安心・安全」ということについての疑問


無添加化粧品=自然化粧品=安全・安心な化粧品といったイメージがあるのでしょうか。

モルトリーチェ化粧品を無添加化粧品と思っていらっしゃる方が結構多いようです。

でも・・・モルトリーチェ化粧品は、海と大地の恵みを活用して肌機能をサポートする化粧品で、安全性にもこだわった化粧品ですが、無添加化粧品という言い方はしていません。

そもそも無添加化粧品とはどんな化粧品なのでしょうか?

無添加化粧品というと、何か悪いものが加えられていない安全な化粧品と考えられているようですが・・・どうもイメージだけが先行しているような気がします。


無添加化粧品とは、正確には旧表示指定成分が無添加の化粧品


一般的に、無添加化粧品とは、旧厚生省が何十年も前に指定した表示指定成分(化粧品に使用する場合は必ず表示しなければならない成分)102種類(香料含めると103種類)を配合していない化粧品のことをいいます。

ですから、無添加化粧品とは、正確には「表示指定成分無添加化粧品」、もっと正確に言えば、2001年から全成分の表示制度がスタート、表示指定成分の制度は廃止されましたので「旧表示指定成分無添加化粧品」ということになります。


旧表示指定成分とは どういうこと?


103種類の旧表示指定成分とは、アレルギー等を引き起こす可能性がある成分として、昭和40年代に当時の厚生省が表示の義務を求めたものです。

103種類の旧表示指定成分の中には、強い毒性や発ガン性を持つ成分から、アレルギーが起こる可能性は低く、アレルギーが起きたとしても軽い症状の成分まで様々です。

また、現在では研究や技術が進み、化粧品に使用する成分は何千種類もありますが、これらの成分の中には、103種類の旧表示指定成分以上に、アレルギー発生の可能性が高い成分や刺激が強いとされる成分もたくさんあります。


例えばこんなことが・・・「無添加化粧品=安全」というのは誤解?


例えば、パラベンという成分は、防腐剤として化粧品や食品に使用されますが、旧表示指定成分ですので、化粧品に使用した場合は、その化粧品は無添加化粧品と言えないということになります。

しかし、フェノキシエタノールという防腐剤は旧表示指定成分には含まれませんので、いわゆる無添加化粧品の中には結構使用されています。

無添加化粧品と言っても、何千種類もある化粧品成分のうち、大昔?に指定されたわずか103種類の旧表示指定成分さえ添加しなければ造れるわけです。

旧表示指定成分でさえなければ、無添加化粧品にアレルギーの可能性がある成分が配合されることもありますし、防腐剤やその他化学成分が配合されることもあるわけです。

ですから、無添加化粧品であること自体、安全性において大きな意味合いがあるとは思えません。

無添加化粧品という言葉が使われるのは、化粧品会社の思惑もあり、無添加とした方がイメージが良く、宣伝文句になるからではないでしょうか。


現在は全成分表示が義務付けられています・・・でも こんなことが・・・


なお、このようなことをふまえ、2001年から薬事法が改正され、化粧品の配合成分の全成分表示が義務付けられました。

しかし、全成分表示が義務付けられた以降も、こんなことがあります・・・

化粧品は、様々な原料で造られているわけですが、こういった化粧品原料そのものの品質を保持するための成分であれば、仮にそれらの成分が旧表示指定成分であったとしても、成分表示をしなくても良いのです。

例えば、化粧品の防腐目的に使ったパラベンは成分表示が必要ですが、原料の防腐目的に使われているパラベンは表示する必要はありません。

ですから、旧表示指定成分を使用していないという無添加化粧品であっても、その原料自体には使用されている可能性があるわけです。

ますます、無添加化粧品という言葉自体に意味が無いように思われるのではないでしょうか。


無添加化粧品について考えること


実際のところ、無添加と標榜したほうが、お客様にアピールしやすいという商売上の理由のみで、無添加化粧品にした商品というのはたくさんあります。

これでは、化粧品造りの発想が根本から違っています。

肌を健やかに保つための化粧品造りではなく、たくさん売るための化粧品造りということになってしまいます。

つまり、無添加化粧品であることが目的となっているわけです。

もちろん、肌を健やかに保つために真剣に研究開発を行い、それが結果的に無添加(旧表示指定成分無添加)となった優れた化粧品もあります。

しかし、無添加ということだけで化粧品選びをするのはあまりおすすめできないように思います。

なお、モルトリーチェでは、無添加という形だけにとらわれず、真に安全で肌に有用な化粧品造りに取り組んでいきたいと考えています。

また、お客様が安心してご使用いただけますよう、成分の分かりやすい表記と丁寧な説明に努めていきたいと思います。