今回は化粧水の使用方法について書いてみました。

化粧水の使用方法というのは、基本的には、適量を手のひらにとり、それを顔全体に丁寧に馴染ませればよくて、それで化粧水の使用効果は十分に得られるはずなのですが、より化粧水の使用効果を高めるために、各化粧品会社や美容専門家の方から使用方法についていろいろと提案がなされています。

ただ、そういった化粧水の使用方法の中には、お客様が疑問に感じるようなことがあったり、少し注意が必要なものがあったりしますので、このブログでは、その点を整理しながらモルトリーチェとしての考え方をご説明したいと思います。

特に、化粧水の使用方法については、コットンを使うべきかどうか?
パッティングは肌にプラスなのかどうか?

・・・というのが、各化粧品会社や美容専門家によって考え方が違ったりして、とまどいを感じる方が多いと思います。


化粧水はコットンでつけるべきかどうか?


まず、化粧水をつけるときにコットンを使用すべきかどうかということですが・・・実は、私自身もずっと疑問に思っていました。

モルトリーチェを立ち上げる前にいた某化粧品会社では、会社としての指導方針はコットンを使うということでした。

それは、コットンを使用した方が肌への浸透がスムーズで、意外にも化粧水の使用量も少なくてすむから・・・ということでした。

それに、お客様など他の人へお手入れをしてあげる場合、やはり、手よりコットン使用の方が、パフォーマンス的にも良いということもあったと思います。

でも、以前の化粧品会社にいた時から、実際はどうなんだろうという疑問があって、どうみてもコットンでつけた方が化粧水の使用量は多くなるように思うし、これは購入サイクルを早めるための営業的な思惑があってのことではなかろうか・・・などと考えたりしていました。

ですから、仕事上はコットン使用をすすめながら、自分が自宅で使用する時は手でつけることが多かったように思います。

その後、ものは試しと一時期コットンを使用していましたが、今はまた手でつけることが多くなりました。



それでは、コットンを使うべきかどうかということですが、結論としては、これは、どちらでも良いというしか答えは出せないように思います。

ですから、モルトリーチェの化粧水の使用方法については、説明書等では「コットンまたは手のひらにとり・・・」と記載しています。

あえて曖昧といいますか、どちらでもいいという表現にしているわけですが、確かにコットンを使用した方が、丁寧につけることができて、肌への浸透もより期待できるように思います。

これは、化粧水が肌に浸透するというのは、角質層の角質細胞と角質細胞のすき間から浸透していくわけですから、コットンで軽く馴染ませるようにすることで、そのすき間への浸透にプラス効果をもたらすということがあります。

なお、時々、あたかも化粧水を毛穴から浸透させるかのように説明されている記述がありますが、毛穴の奥は皮脂腺という皮脂(油分)を分泌する所であって、毛穴から化粧水を入れ込むというのは変な話です。


化粧水をコットンでつける時の注意点


ただ、コットンを使用する場合、いくつかの注意点があります。

まず、コットンで肌をこすることにより、肌表面に目に見えない傷を付けてしまうことがあるということです。

コットンを使うことにより、角質細胞の間に水分や保湿成分を送り込もうとするわけですが、その時に力を入れすぎたり、強くこすってしまったりすると、角質層の層構造そのものを傷付けてしまい、角質層の保湿力を低下させてしまう可能性があります。

こういったことを防ぐためには、コットンが十分に濡れるくらいに化粧水を含ませることが必要です。

水分が不足した、半分乾いたような状態のコットンでは、肌への刺激となったり、上記のように肌表面に傷を付けてしまうことがあります。

また、使用するコットンは上質なものを選ぶことをおすすめします。コットンは、値段も品質も様々です。

高いものが必ずしも良いとは限りませんが、肌表面を傷付けないやわらかい素材のものを選ぶことです。


パッティングは肌にプラス?それともマイナス?


次に、パッティングは肌にとってプラスなのかどうかということですが、これはパッティグの方法によると思います。

パッティングすることにより、化粧水の浸透を助けるということもありますし、適度なパッティングはマッサージ効果をもたらすということもあります。

ただ、このパッティングも強く行いますと、肌への刺激となりますし、角質層を傷付けてしまいます。軽い力でやさしくパッティングすることが大切です。

体験的な話として、強く(しかも長時間)パッティングすることで、肌がキレイになったという人もいますが、その人の肌がたまたま刺激に対して強かったからかもしれません。

これは荒療治に近いものであって、多くの方にはあまりおすすめできません。

敏感肌の方や肌荒れやその他肌トラブルの状態では、絶対に強いパッティングは行わない方が良いと思います。

軽いパッティングといっても、その力加減というのは難しいところですが、パッティングする時に痛みを感じたり、パッティングした後に肌が赤くなっているような状態というのは、力加減が少し強いのかもしれません。


最終的に・・・化粧水の使用方法は?


それでは、化粧水の使用方法はどういった方法が望ましいかということですが・・・

コットンにたっぷりと化粧水を含ませて、十分に濡れた状態のもので、やさしく拭くような感じで顔全体に馴染ませるというのが一番良いのかなと思います。

コットンを使ってのパッティングはあえて積極的にはすすめません。

パッティングのプラス効果も期待できますが、その方法によっては肌にマイナス効果を与える可能性もあるからです。



コットンを使わない場合は、手で顔全体にやさしく馴染ませます。

ここで重要なのは馴染ませるようにつけるということです。

軽く(あくまで軽く)たたくように馴染ませるのも良いでしょう。

コットンで行うよりは力加減が分かりやすいので、肌への刺激とならないように行ってください。



手でつける場合は、化粧水の2度づけもおすすめです。

一旦顔全体につけた後、もう一度化粧水を手のひらにとり同じようにつけます。

2度づけすると、肌のしっとり感はかなり違いますし、コットン使用に比べても遜色がないように感じます。

それに、2度づけしても、コットン使用よりは化粧水の量は少なくてすむと思います。

それから、これは多くの方が実行されていると思いますが、コットンや手に残った化粧水は、首にも是非つけてください。

首の横ジワを伸ばすようなイメージ、下から上へ軽く引っ張るような感じで伸ばします。

こういったことの積み重ねで、首のシワやタルミの発生も遅らせることも可能となってきます。

ということで、私の場合はどうかというと、一応コットンを使用した方が良いと思いながらも、今はついつい手でつけていることが多いですね・・・