先日、久しぶりに某大手化粧品会社に勤務する友人と会いましたが、化粧品業界もいろいろと変化があるようで・・・

化粧品業界というのは、昔から新規参入が多い業界ではあったのですが、販売チャネルの多様化が進む昨今、さらに新規参入が増えているようです。

全く畑違いと思うような業界からの参入があったり、誰もが知っている有名企業が化粧品ビジネスを開始したりと・・・市場規模は大きくなるとは考えにくいわけすから、競争がますます激しくなっていきそうです。

私の友人は、その某大手化粧品会社でOEM事業を担当していますので、そういった事情には詳しくて、〇〇という会社が化粧品ビジネスを始めるけど、商品は〇〇で製造するようだとか、いろいろと興味深い話を教えてもらいました。

このように、化粧品ビジネスを始める場合、製造を引き受けてれるところはたくさんありますし、もちろん商品の開発も含めてやってくれるところもたくさんあります。

最近では、少ない製造ロットでも対応してくれるところも増えましたので、それほど莫大な資金がなくても、化粧品ビジネスは始められるようになりました。


ところで、その友人から聞いた話で驚いたことがありました。

つい最近、ある大手化粧品会社のある商品の製造受託に成功したということです。

なんと、ライバル会社の商品なんですよね。

ここでは、社名は出せませんが、発注した方も、受注した方も、どちらも誰もが知っている大手化粧品会社です。


昔から、自社工場を持っていても、ある商品については自社工場は使わずに、他に製造委託するというのはあって、だからライバル会社の商品が実は同じ工場でつくられているというのはよくある話でした。

自社工場でつくるより、トータルコストが抑えられたり、効率的であったりしたり、その製造会社にしかない特殊な技術があったり、理由はいろいろですが・・・

この場合、製造を引き受けた会社というのは、秘密保持契約に基づき、ライバル会社の商品情報をそのライバル会社に教えるというのは決してありません。

でも、今日聞いた話のように、ライバル会社の商品をそのライバル会社が製造するというのは、あまり聞いたことはありません。

もちろん、秘密保持はきちんと約束はされているでしょうし、何より本当に社外秘とすべき商品情報がオープンとなるような、そんな商品の発注はしないでしょうが・・・

まあ、お互いに経営効率を考えたうえでの判断なのでしょうが、何か不思議な感じです。

これも、競争激化の中のひつの現象なんでしょうね。