タルミ防止にガムを噛むのがよいということを時々聞きます。

特に、口元や頬のタルミには効果があると言われます。

ガムを噛むことによって、口のまわりや頬の付近の筋肉が鍛えられるためということですが、確かにタルミの原因のひとつとして、皮下組織の下の筋肉(表情筋)の衰えがあげられます。

加齢とともに、筋肉が萎縮すると、その上にある皮膚はしぼんだ状態となり、タルミとなって現れます。

ガムを噛むといった運動を継続することで、口のまわりの筋力を強化し、タルミの発生を防ごうということです。

これは、実行してみる価値はあるように思います。

なお、ガムを噛むときは、筋肉の強化が均等になるように、左右の歯で交互に噛むようにしましょう。

できれば、左の歯で5分⇒右の歯で5分⇒左の歯で5分⇒右の歯で5分といったように、左右の歯で交互に、毎日合計20分ほどガムを噛むというのがよいでしょう。

また、食事の際も、両方の歯でよく噛んで食べるような習慣を身に付けることもおすすめします。



タルミの発生というのは、筋肉の衰えだけではなく、その上の皮下脂肪の増減、そしてさらにその上の真皮層の弾力維持機能の劣化、その他複合的な要素が関係しています。

ですから、ガムを噛んだりして口のまわりの筋肉を鍛えたからといって、タルミが元に戻ったり、絶対にタルミが発生しないということは有り得ないわけで、劇的な効果を期待できるものでありません。

そもそも、美容整形とか強い薬剤の利用を除けば、ちまたにあふれる美容法というのは、どれをとっても、それでたちまちシワが伸びるとか、シミが消えるとか、タルミが元に戻るとか・・・そういった劇的な効果があるものではありません。

でも、自分に合った美容法を日々のスキンケアに上手く取り入れて、それを日々継続することで、長い目で見ると、シワやシミやタルミといった老化現象の発生を遅らせたり、その現象を軽微なものにすることは可能になるものだと思います。



タルミは、加齢とともにいつの間にか現れてしまう老化現象のひとつです。

年齢を重ねるうちに、少しずつ少しずつタルミは進行しますので、自分ではなかなか気づきにくく、最近の写真と昔の写真を見比べて、愕然とすることも多いのではないでしょうか。

そして、気づいた時は、修復は難しいということが多いものです。

ですから、タルミ対策というのは予防をまず考えなければなりません。

タルミの発生を完全にストップするのは難しいかもしれませんが、日々の努力と工夫によって、タルミの進行を遅らせるというのは可能です。

世の中には、いろいろな美容法があるわけですが、ガムはそれほど高価でもないし、簡単に手に入るものなので、実行してみてはいかがでしょうか。

なお、タルミの原因や対策などについては、下記のブログ記事もご覧ください。

肌の老化現象「たるみ」について