以前のブログ記事で、火山灰やスクラブなどが含まれる洗顔料について注意しましょうということを書きました。

洗浄作用の強い洗顔料や肌に摩擦や刺激を与える洗顔方法などは、角質層の層構造を乱し、その保湿機能やバリア機能を低下させてしまう可能性があるからです。

角質層の機能が低下すると、肌は乾燥しやすくなり、トラブルも発生しやすくなります。

肌に対してマイルドで、なおかつ汚れもきちんと落とすという洗顔剤を選ぶべきですし、洗顔方法もゴシゴシこすらずにやさしく丁寧に行なう必要があります。

このように洗顔(クレンジング含む)というのは、とても重要なスキンケアです。

それから、肌表面(角質層)を傷つけないためには、コットンやティッシュペーパーの選択や使用方法にも注意が必要です。

クレンジングの際に、コットンやティッシュを使ったり、化粧水や乳液をつける時にコットンを利用したりする方もいらっしゃると思います。

実は、コットンやティッシュで肌表面(角質層)を傷つけることもあるのです。

できるだけ、やわらかくて、キメの細かい、高品質なものを使い、決してゴシゴシと肌を擦らない、肌に強い摩擦を与えないというのが大切です。

ただ、クレンジングの際、コットンやティッシュで拭き取ると、どうしても肌を擦ってしまいがちです。

クレンジング剤は、水で洗い流せるタイプのものだと、肌を擦ることなくクレンジング剤を取り除くことができますし、コットンやティッシュを使う必要もないので、こういったタイプのクレンジング剤がおすすめです。

化粧水や乳液をつける時は、コットンでつけるか、手でつけるか、これもいろいろと意見がありますが、肌に刺激を与えないようにいうことであれば、安全なのは手でつける方かなと思います。

コットンを利用する場合は、肌への摩擦を少なくするために、コットンが十分にぬれるくらいに含ませてからつける必要があります。

その他、コットンやティッシュを使うことはいろいろとありますが、お顔に使うものについては、品質の良いものを選ぶべきだと思います。



以下の関連ブログ記事もごらんください。

[関連ブログ記事]クレンジングで肌傷つけていませんか?

[関連ブログ記事]化粧水の使用方法(つけ方)についての疑問


初投稿:2010/10/19