肌を傷つけないようにやさしくクレンジングや洗顔をしましょうとか・・・モルトリーチェのホームページやブログでは、「肌を傷つけないように」という表現は頻繁に出てきます。

しつこいぐらいに「肌を傷つけないように」と言ってるわけですが、中には「誰が自分の肌を傷つけたりするものですか!」と思っている方もいらしゃるようでして・・・

そういった方には、「肌を傷つけないように」の本当の意味がご理解いただけていないのかもしれません。

モルトリーチェで言う「肌を傷つけないように」というのは、出血したり、赤くはれ上がったり、そういった目に見える傷や痛いと感じる傷のことだけを指しているのではありません。

当然のことながら、目に見える傷や痛いと感じる傷というのは、傷ついたということがすぐに分かりますし、大切なお肌にそういった傷を負わないように誰しも注意しているはずです。

ただ、健やかで美しい肌を保つためには、そういった傷だけでなく、日常のお手入れや生活の中では気づきにくい傷にも注意が必要です。


健やかで美しい肌は角質層の状態が決め手


健やかで美しい肌というのは、潤いがあって、きめ細かく、滑らかで、透明感のある肌ということになりますが、そのためには肌表面(=角質層)の状態が健全であることが重要です。

角質層は、わずか0.02ミリのほどのたいへん薄い層で、そこに角質細胞が20層ほど重なっています。

角質細胞と角質細胞の間には、細胞間脂質やNMF成分が存在し、角質層の水分を保つはたらきをしています。

角質層において、角質細胞が規則正しく整列した状態で、その間に細胞間脂質やNMF成分が十分に存在すれば、肌はしっとりと潤い、見た目にはきめ細かく透明感があって、さわるとふっくらと滑らかな状態にあります。

また、このように角質層が健全な層構造を形成しているということは、バリア機能も十分に保たれている状態でもありますので、異物の肌内部への侵入を防いだり、外的刺激にも強く、肌荒れなどのトラブルも発生しにくいと言えます。

通常は、角質層上部の数層は、垢として自然と剥がれ落ちていき、その分、表皮最下層(基底層)で生まれた細胞が上へ押し上げられていき角質細胞として角質層に加わります(このサイクルを肌の新陳代謝と言います)。


気づきにくい角質層の損傷


さて、このように、健やかで美しい肌を支えている角質層ですが、わずか0.02ミリのほどの厚さしかないため、ちょっとした摩擦などで傷つきやすくもあります。

クレンジングや洗顔の際、誰しも肌を傷つけようとは思っていないはずですが、肌の汚れをきれいに取り去ろうとして、ついつい力を入れて擦ってしまうと、角質層に肉眼では見えない傷をつけてしまったり、角質層を必要以上に剥ぎ取ってしまうことがあります。

また、強い洗浄力のクレンジング剤や洗顔剤などの使用により、同様に角質層を傷つけたり、必要以上に剥ぎ取ってしまうこともあります。

あるいは、化粧水をつける際、あまりに乱暴なパッティングをすることで、角質層に傷をつけてしまう可能性だってあります。

角質層が少し傷ついたり、角質層をいくらか剥ぎ取ったくらいでは、痛みも感じませんし、もちろん見た目にも分かりません。

肌荒れなどトラブルもすぐに発生するわけでもありませんので、角質層の状態の変化というのはなかなか気づきにくいといえます。

時には、角質層を何らかの方法でごっそり剥ぎ取り、一時的に肌がスベスベした感触になって喜んだり・・・ということだってあります。

それに、角質層が少し傷ついたくらいであれば、健康な肌は日々新陳代謝を繰り返していますので、それによって修復もされます。


角質層の損傷が続くと・・・


しかし、角質層に傷をつけたり、必要以上に角質層を剥がしてしまうということが続きますと、新陳代謝による修復では追いつかなくなってしまいます。

そのうちに、角質層の層構造が乱れ、細胞間脂質やNMF成分も少なくなり、角質層における保湿機能が低下していきます。

そして、肌は慢性的な乾燥状態となり、きめが粗くなり、透明感も失われ、カサカサした肌状態となってしまいます。

バリア機能も低下しますので、肌内部への異物の侵入が容易になるなど、外的刺激に対して敏感になり、肌トラブルを起こしやすくなります。

これまで、問題なく使えた化粧品でトラブルが起きることだってあります。

また、このような状態になってしまうと、角質層の修復が急務ということから、新陳代謝が急激に活発になったりします(新陳代謝の亢進)。

こういった新陳代謝の亢進によって角質層まで押し上げられていった角質細胞というのは未成熟で、またその過程で生まれる細胞間脂質やNMF成分も不十分で、不健全な角質層を形成してしまうことになります。

その結果、肌はさらに乾燥し、外的刺激にも弱い肌状態となり、肌荒れがなかなか治まらないということになります。


傷つく前に守りたい角質層のはたらき


「肌を傷つけないように」という意味は、こういった気づきにくい角質層の傷も含めてのことであり、気づきにくいからこそ、普段から細心の注意を払いながらお手入れを行なうことが大切です。

角質層が損傷を受け、その保湿機能やバリア機能が低下し、肌の異変に気づいてからでは、改善まで時間がかかりますし、時には医師への相談が必要となるかもしれません。

特に、クレンジングや洗顔は、極力肌への摩擦を抑えながら、やさしくやさしく洗う必要がありますし、あまりに洗浄力の強いものは、角質層の層構造を壊したり、何よりその洗浄成分が肌への刺激物になってしまうこともあります。

また、通常は角質層の上には、皮脂膜が広がり、これにより角質層を保護したり、水分の蒸散を防いだり、外的刺激から守ったりしてくれています。

冬場になったり、加齢の影響により、皮脂が不足してくると、こういったはたらきを補うものとして、乳液やクリーム、あるいは美容液なども必要になるものと思います。



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