MOLTOLICE ダイアリー

海と大地の恵みを活かし肌機能をサポートするモルトリーチェのブログです

肌乾燥を防ぎ潤いのある健やかな肌を保つために

肌乾燥の基本対策〜まずは正しい洗顔から!


肌老化の最も大きな要因の一つは「肌の水分不足」です。

肌に十分な水分が保持されてないと、肌乾燥から「シワ」「肌荒れ」「たるみ」などの肌老化、さらには「バリア機能低下による肌トラブル」「ターンオーバーの乱れ」「シミ・クスミ・皮膚の硬化現象」へもつながります。

つまり肌の水分不足というのは、あらゆる肌老化・肌トラブルの原因となってしまうのです。

肌の保湿対策というと、化粧水・乳液・美容液・クリームなど、皮膚に塗布するスキンケアを思い浮かべますが、本来健康な肌には「自ら水分を保とうとする力=保湿機能」があります。

この肌本来の保湿機能を守るというのも、重要な保湿対策と言えます。

そして、そのキーポイントは毎日の洗顔です。

肌を乾燥から守るためには、まずは正しい洗顔を行うことが基本です。

今回は、肌の保湿機能と洗顔の関係についてお話ししたいと思います。



肌の健康は、角質層で決まる!


皮膚は3つの層から成り立っています。

肌表面から順に、表皮、真皮、皮下組織です。

表皮は約0.2ミリ、真皮でも2ミリという薄さです。

表皮はさらに、4つの層(基底層・有棘層・顆粒層・角質層)に分かれています。





そして、私たちが直接手で触れることの出来るのが、表皮の最も外側にある角質層というわずか0.02ミリほどの部分です。

肌が滑らかであるとか、乾燥してカサカサしていると感じるのはこの角質層の状態を表しています。

角質層は、活動を停止した細胞が20層ほど重なり、その細胞と細胞の間にNMFなどの天然の保湿成分や細胞間脂質が存在し、肌の潤いを守るとともに、有害な成分が肌内部に浸透しないようバリア機能を有しています。

ちょうどレンガを20段ほど交互に積み上げ、そのレンガとレンガの間を、NMFなどの保湿成分や細胞間脂質が、まるでセメントでレンガブロックを固定するかのように埋まっています。

レンガが整然と並んだ状態は表面が滑らかになっていますが、所々でレンガがめくれ上がった状態になると肌は、ざらざら・カサカサを感じることになります。

こうなるとそこに隙間が出来るわけですから、表皮内部の水分が蒸発して肌はますます乾燥して角質層の構造が崩れ、皮膚表面に細かな小じわが出来てきます。

また、角質層の構造が崩れると、その隙間から肌に有害な雑菌や成分が進入して、様々な皮膚トラブルが発生しやすくなります。

これが、いわゆるバリア機能の低下ということです。



誤った洗顔が肌の保湿機能を低下させる


肌の保湿対策というと、化粧水・美容液・クリームなど、肌に塗布するお手入れを連想しがちですが、その前に毎日の洗顔にも注意が必要です。

実は、誤った洗顔方法によって、肌本来の保湿機能を損傷し、肌乾燥の大きな原因となっていることも多いのです。

洗顔は、皮膚表面に付着した様々な汚れをきれいに取り除くために行います。

汚れというのは、汗や皮脂、空気中のチリ・ホコリ、雑菌、ある種のアレルギーを発生させる物質、排気ガス、メイクアップ料など、実に様々です。

こういった皮膚に付着する物質・成分を取り除き、皮膚に与える刺激を極力少なくすることが、肌を健やかに保つためには必要です。

ですから、毎日の洗顔が重要になるわけですが・・・

このときに、洗浄力が強すぎる洗顔料を使用したり、肌を強くこするような洗顔を行ったりすると、肌の保湿機能を低下させてしまう可能性があります。

肌を強くこすったり、洗浄力の強い洗顔剤を使用したりすると、角質層の層構造を傷付け、必要な皮脂や細胞間脂質・NMF成分、あるいはまだ肌にとどまっておくべき角質細胞までを奪ってしまうからです。

そして、誤った洗顔方法を続けると、肌に過剰な刺激を与え、肌の潤いを奪うだけでなく、角質層の保湿機能・バリア機能そのものを低下させ、肌の老化現象や肌トラブルを引き起こしてしまうのです。



乾燥を防ぐ正しい洗顔方法


洗顔する際は、以下の点に注意しながら、肌の保湿機能を損傷しないように気をつけましょう。


ポイント1 水温


体温よりやや低めのぬるま湯を使いましょう。

冬場は熱い湯を使いがちですが、熱すぎる湯は必要な成分まで取り除き、肌への刺激も大きく、乾燥の原因ともなってしまいます。


ポイント2 予洗い


洗顔フォームを使う前になるべく予洗い(ぬるま湯で2〜3回ほど)することをお勧めします。


ポイント3 洗顔方法


洗顔は泡で顔を包み込むように、やさしく、決してこすらずに、洗うのが基本です。

洗顔フォームをたっぷりと泡立てて使いましょう。

脂が浮きがちなTゾーンは特に丁寧に。

※ナイロンタオル等での洗顔は、肌への刺激となり、シミなどの原因となる場合がありあますので、使用は極力避けましょう。


ポイント4 すすぎ


洗顔後のすすぎは十分に(15回〜20回)行いましょう。

額の髪の生え際、小鼻のわき、あごのラインは洗顔剤が残りがちですので、特に丁寧に。


ポイント5 拭き取り


洗顔後、柔らかめのタオル等にてやさしく抑えるように、お顔の水分を拭き取ってください。決して強くこすらないように!



当ブログ内記事やモルトリーチェ公式サイトでも正しい洗顔についてご案内していますので、是非ご覧ください。

[関連ブログ記事] 肌乾燥を防ぐ正しい洗顔方法

[公式サイト内ページ] スキンケア化粧品ご使用方法



肌の保湿機能を守る
モルトリーチェのやさしい洗顔



モルトリーチェの洗顔フォームは、洗顔による保湿機能の低下を防ぐように設計された洗顔フォームです。




驚くほどきめ細かな泡がたっぷりと立ちます。洗顔成分は肌に優しいアミノ酸&植物系。

汚れをキレイに洗い流しながらも、洗顔による肌の損傷や保湿機能の低下が無いように配慮しています。

海由来の高保湿成分や美容液成分、各種植物エキスをふんだんに配合しています。

洗顔後のお肌は、しっとり・やわらか!洗顔しながらプルプル肌が実感できる洗顔フォームです。

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初投稿:2006/08/09

潤っているはずなのに〜肌乾燥で皮膚トラブル発生〜インナードライ要注意!


美しい肌・若々しい肌・健康的な肌の最も重要なポイントは、肌に水分が十分に保たれているかどうかです。

肌が水分不足で乾燥気味になると、肌表面のカサつきやつっぱり感などで比較的に自覚しやすいものなのですが・・・

ただ、注意しないといけないのは、このような自覚症状が無い場合であっても、角質層や肌内部は水分不足に陥っていることがあるということです。

これを「インナードライ」と言ったりします。

一般的に、適度に潤いのある肌というのは、角質層の水分保有率が15%〜20%に保たれていますが、10%を切ると肌には様々なトラブルが発生しやすくなると言われています。

肌表面の乾燥を自覚しなくても、角質層の水分保有率は低下気味ということだってあるのです。

そして、角質層の水分不足は、様々な肌老化現象や肌トラブルの発生原因となってしまいます。






角質層の水分不足が引き起こす「肌老化スパイラル」


角質層は皮膚の一番外側にある層で、わずか0.02ミリほどの厚さながら、活動を停止した細胞(角質細胞)が10〜20ほど重なりあって層構造を形成しています。

角質層では、水分をしっかりと保つとともに(保湿機能)、外部からの異物の侵入を防いでいます(バリア機能)。

健全な肌では、潤いを守る3要素・・・「皮脂膜」「NMF(天然保湿因子)」「細胞間脂質」により、角質層の水分量を維持しています。

[関連ブログ記事] 肌の潤いを守る3要素について



しかし、これらの潤いを守る3要素は、年齢を重ねるにつれ減少しますし、ハードな洗顔や紫外線などのダメージによっても奪われてしまいます。

潤いを守る3要素が不足すると、角質層の保湿機能は低下、肌の水分は不足し乾燥しがちとなります。

また、角質層の層構造は乱れ、バリア機能も低下します。

そうなると、外からの異物や刺激成分が皮膚内部へ侵入しやすくなってしまいます。

こういった異物の侵入に対して、皮膚内部の免疫細胞は反応し攻撃を行ないます。

これが皮膚表面では炎症などとして現れたりします。



同時に、表皮の最下層(基底層)では、機能が低下した角質層を補修しようと、どんどん新しい細胞がつくられ、これらは最上層の角質層へ次々と押し上げられていきます。

そのため、通常は約28日とされる皮膚のターンオーバーのサイクルが、急激に短くなるなど、肌のメカニズムが乱れてしまいます。

しかも、未成熟で本来の機能を有しない細胞が角質層に次々と押し上げられていくため、角質層の層構造はさらに乱れ、保湿機能やバリア機能もさらに低下します。

そして、さらに異物が侵入しやすくなり、ターンオーバーはさらに乱れ、角質層が機能不全となります。

皮膚はどんどん乾燥し、バリア機能もどんどん低下するという悪循環に陥ってしまいます。

こうなってくると、肌表面はカサカサどころかガサガサで、硬く、厚ぼったい印象の肌となってしまいます。

これが、シワやクスミなどの肌老化現象につながっていきますし、ひどい場合は、カユミや炎症などの皮膚トラブルまで発生してしまいます。



真皮まで水分不足に!〜インナードライ要注意!


また、角質層の水分が奪われ、表皮全体の水分量が不足していけば、表皮の下の真皮が皮膚上部つまり角質層を含めた表皮へ水分を補給しようとします。

そうなると、今度は真皮からも水分が奪われていくことになります。

真皮では、コラーゲン繊維やエラスチン繊維が層構造を形成し、肌のハリや弾力性を維持しています。

真皮においても水分はたいへん重要です。

健全な真皮の水分保有率は40%〜50%と言われていますが、真皮の水分量が不足してくると、皮膚は弾力性を失い、タルミやシワの発生が加速してきます。

このように、角質層の水分不足というのは、様々な肌老化や肌トラブルの引き金になってしまうのです。

肌表面は潤って見えても、実際には角質層が水分不足の状態になっていることは多々ありますし、真皮など目に見えない皮膚の奥深い部分が水分不足になっている可能性もあるわけです。

肌表面がしっとりしているから大丈夫という方でも、角質層や真皮などの水分不足=インナードライが心配です。

油断しないで日頃からきちんと保湿対策を心がけることが必要です。



肌老化防止のために


ちなみに、様々な肌の老化現象やトラブルは、このように「肌の保湿機能」「肌のバリア機能」「肌細胞の再生機能(ターンオーバー)」などの肌機能の低下が原因とされています。

そして、これらの三つの事柄は互いに連動していて、その最重要ポイントは角質層の保湿機能ということになります。

ですから、基礎化粧品によるスキンケアの最大の目的は、この角質層を健全に保ち、保湿機能やバリア機能をサポートすることにあります。

モルトリーチェ化粧品も、角質層を健全に保ち、肌機能をサポートするということを基本として、商品設計がなされています。

例えば、クレンジングや洗顔は、角質層の保湿機能やバリア機能を損傷しないことを第一に考えた商品造りをしていますし、

化粧水・乳液・美容液・クリームなどは、角質層の機能を支える細胞間脂質やNMF成分のはたらきを補いサポートするという考え方で配合成分を厳選しています。

また、正常なターンオーバーを促すために、肌の状態を整える各種成分を配合しています。

肌を健やかに保ち、若々しく美しい素肌を維持するためにモルトリーチェ化粧品がお役に立てますよう願っています。



[公式サイト内ページ] モルトリーチェ公式サイトはこちら


初投稿:2003/11/27

汗の影響で肌乾燥?〜汗と肌健康の関係について


暑い夏の大量の汗、ベタベタして気持ち悪いし、化粧くずれが気になるし・・・

汗なんかかきたくないと思ったりもするわけですが・・・

汗には体温調節というたいへん重要な役割がありますし、恒温動物である私たち人間にとって、発汗はなくてはならい機能です。

汗は、私たち肌の状態にも大きな影響を与えています。

ただ、汗が肌健康にプラスにはたらく場合もあれば、逆にマイナスにはたらく場合もあります。

汗の肌への影響をよく理解したうえでスキンケアに取り組むことも大切です。

今回は、汗と肌健康の関係についてお話ししたいと思います。



汗が肌健康にプラスはたらく場合



汗が肌保湿にはたらく


汗は、塩化ナトリウム、尿酸、乳酸その他成分も微量含まれますが、その主成分(99%以上)は水です。

健康的な肌においては、皮脂腺から分泌される皮脂という油分と汗(水分)が混じり合って、まさに天然のクリームとして皮膚表面に広がり、肌乾燥を防いだり外的刺激から肌を保護したりしています。

秋冬になると、汗も皮脂もその量が少なくなりますので、この天然のクリーム(皮脂膜)も少なくなり、肌は乾燥しやすく肌荒れが生じやすくなったりします。

また、加齢とともに汗も皮脂もその分泌量は減ってきますので、それが肌老化の原因のひとつでもあります。

逆に、春から夏にかけては、汗も皮脂もその量はどんどん増え、皮膚表面には十分な天然のクリーム(皮脂膜)が広がり、肌は潤いを保ちやすい状態となります。


細菌の繁殖を防ぐ夏の汗


それから、健康的な皮膚のpH値は弱酸性であるとよく言われますが、皮膚表面は酸性に保たれることによって、皮膚に害を及ぼす細菌などの繁殖を抑えています。

そして、皮膚の酸性度は、汗に含まれる乳酸の量も関係しているといわれます。

春から夏にかけて、発汗量が増えるとともに皮膚の乳酸量も非常に多くなり、つまり皮膚の酸性度も高くなり、細菌に対して抵抗力の強い皮膚状態になります。

夏場は高温多湿で、細菌の繁殖なども心配されますが、汗の多さが乳酸量を増やし、酸性度を高め、肌を健やかに保つようにはたらいているわけです。



このように、汗は肌健康にとってプラスにはたらいてくれるという側面もあるのですが・・・

ただし、これはあくまで適度な発汗量の場合であって、度が過ぎると肌健康にはマイナスとなりますので要注意です(もちろん皮脂についても同じことが言えます)。



汗が肌健康にマイナスにはたらく場合


上記の通り、汗は肌保湿にプラスにはたらいてくれたり、皮膚の酸性度を高め細菌に対する抵抗力を強くしてくれたり、ということもあるのですが・・・

逆に、汗の影響で肌が乾燥しやすくなったり、トラブルが生じやすくなったりする場合もあります。


汗が細菌の繁殖を促すことも


まず、汗そのもののpH値は弱酸性なのですが、大量の発汗の後、それがそのまま放置されていると、汗のpH値はアルカリ性になり、皮膚表面の酸性が中和され細菌の繁殖しやすい状態になってしまいます。

さらに、汗で湿った状態の皮膚表面というのは、空気中のチリやホコリ、その他様々な浮遊物が付着しやすい状態です。

皮膚表面で細菌を抑える力が弱まり、そこに外部の異物が付着した状態というのは、肌荒れなどのトラブルが発生しやすい状態でもあります。

一旦肌荒れなどが生じてしまうと、新陳代謝のサイクルが乱れ、保湿機能やバリア機能の劣る角質層が形成されてしまう・・・

つまり、慢性的に乾燥しやくすくトラブルの起きやすい肌ということになってしまう危険性もあります。


汗と肌保湿〜角質層が担う保湿機能


ココで注意してほしいのは・・・

夏場、汗で皮膚表面が湿っていると、肌が十分に潤っているように感じてしまいますが、本当に水分が保たれておく必要があるのは角質層であるということです。

皮膚表面の湿り気(水分)というのは、夏場でも冷房のきいた部屋に入るとまたたく間に蒸散してしまいます。

それでも皮膚に必要な水分を逃さないようにしてくれるのは(肌乾燥を防いでくれるのは)、皮膚最上層の角質層です。

角質層が水分をしっかり保持してくれる状態であれば、バリア機能も正常に機能し様々な肌トラブルも起こりにくくなりますし、見た目にも滑らかでキメの細かい肌状態になります。

角質層は、厚さ0.02mmほどで、 薄い角質細胞が層状に10数枚から20枚ほど重なり合って形成されています。

角質細胞と角質細胞の間には、セラミドなどの細胞間脂質やNMFといった保湿成分が存在し、規則正しい層構造を形成することで、保湿機能やバリア機能を維持しています。


汗と保湿〜汗が肌乾燥の原因になることも


しかし、大量の発汗はこの角質層の保湿機能やバリア機能を低下させてしまうこともあるのです。

大量の汗が皮膚表面にどんどん出てくると、皮膚表面を潤すとともに、角質層にも大量に吸収されていきます。

一時的に角質層が汗という水分でふくらんだ状態(いわゆるふやけた状態)になってしまいます。

この水分が蒸散するにつれて、角質層も元の状態に戻るのですが、大量の水分が急激に蒸散すると、角質層の層構造を乱し、同時に細胞間脂質やNMFといった潤い成分を流出させてしまうことがあります。

そうなると、角質層の保湿機能やバリア機能は低下し、乾燥しやすく、トラブルも起こりやすい肌状態となってしまいます。

また、角質層に何らかの異変があると、それを修復しようと通常よりも早いペースで新陳代謝が行なわれるようになります(新陳代謝の亢進)。

これは、基底層で生まれた細胞が未成熟なまま角質層へ押し上げられ、層構造が不健全で細胞間脂質やNMFも不足した角質層が形成されてしまうことになります。

さらに角質層の保湿機能やバリア機能は低下し、慢性的な肌乾燥や肌荒れの状態になってしまいます。



大量の汗でその他にもこんな心配が


このように、大量の汗というのは、肌乾燥や様々な肌トラブル、そして肌老化の原因にもなりますし、他にもいろいろと心配なことがあります。


あせもについて


まず、思い浮かぶのは「あせも」です。

汗は汗腺から分泌され、汗管を通って汗孔という出口から皮膚表面に出てきますが・・・

大量の発汗が続くと、汗が皮膚表面にスムーズに出ることができず、汗管がつまった状態になることがあります。

汗管をつまりやすくなるのは、皮膚表面の付着物(皮脂・汚れ・古い角質・その他)も影響しています。

汗管がつまってしまうと、汗が汗管から皮膚組織に漏れ出し、水疱が生じたり、炎症を起こしてしまうことがあります。これが「あせも」です。

皮膚表面に近い部分で汗管がつまった場合の「あせも」は、白っぽくて痒みも伴わず、症状は比較的軽く、汗管がつまらないように洗浄に注意すればそのうちに治ることが多いです。

奥の部分で汗管がつまった場合の「あせも」は、赤くなり痒みも伴い、それを掻いてしまうと症状がさらに悪化します。この場合、薬の使用や医師への相談が必要となったりします。


汗の臭いについて


汗は本来は無臭なのですが、大量の汗をかいた後、それが皮膚表面の様々な付着物と混じりあい、そこに細菌が繁殖すると、そのうちに臭いが発生してきます。

汗腺には、体中に分布するエクリン腺と、脇など一部の部分に存在するアポクリン腺という2種類の汗腺があって、強い悪臭(ワキガなど)の原因はアポクリン腺から分泌された汗なのですが・・・

実はエクリン腺から出る汗もアポクリン腺から出る汗も本来は無臭であって、どちらも、皮膚表面に出てきてから、そこに細菌が繁殖することで臭いを放つようになります。

アポクリン腺から出た汗がより強烈な臭いとなりますが、エクリン腺から出た汗も時間の経過とともに細菌が繁殖し、いわゆる汗臭い臭いというものになります。


汗を拭くときも要注意


汗を拭くときも注意が必要です。

次から次に流れ出る汗を拭こうと、タオルなどで何度も何度の肌の表面をゴシゴシやってしまうと、それ自体が強い刺激となりますし、薄い角質層を傷つけてしまうことになります。

ひどい場合は炎症を起こしてしまうこともありますし、そうでなくても、角質層の層構造を乱し保湿機能やバリア機能を確実に低下させてしまいます。

肌乾燥を防ぎ、肌荒れなどのトラブルを起こさないようにするためには、決してゴシゴシ擦らずに、やわらかい素材のタオルなどでやさしく押さえるようにして拭き取る必要があります。



夏の美肌のための汗対策


こういった汗の悪影響を防ぐためには、汗をかかないのが一番なのでしょうが、汗には体温調節というきわめて重要な役割があります。

また、肌との関係においては、汗を全くかかない状態というのは、間違いなく肌が乾燥しやすい状態にあるということでもあります。

やはり、夏場は、ある程度の汗をかきながら生活するということは避けられませんし、そういった中で、汗が肌に対してダメージを与えないように注意することが必要だと思います。


汗はこまめに拭き取る!ただしやさしく


大切なのは、汗をかいたあとのスキンケアになります。

大量の汗をかいてそのまま放置しておくと、汗のpH値はアルカリ性に傾き、皮膚表面は細菌の繁殖しやすい状態になります。

また、汗をかいて湿り気のある皮膚は、空気中の様々な浮遊物が付着しやすく、これもトラブルの原因となったりします。

汗をかいたら、なるべくこまめに拭きとるか、洗い流すようにしましょう。

ただ、汗を拭き取る際は、やわらかい素材のハンカチやタオルなどで、決して強く擦らずに、やさしく押さえるようにして汗を吸い取るようにしましょう。

もし、メイクアップ等の問題がなければ、少し濡らしたタオルなどを使うとよいでしょう。

それから、シャワーあるいは洗顔で洗い流す場合ですが、汗そのものは洗浄剤(ソープや洗顔フォームなど)を使わなくても、水だけで洗い流すことができます。

ただ、汗が大量に出たときは、皮脂の分泌も活発になっていることも多く、また様々な付着物が皮膚表面に残っていることがあります。

洗浄剤は肌の潤いを奪うので、使いすぎはよくないという考えもありますが、一日に一度は洗浄剤を使って洗い流した方がよいと思います。

この場合、洗浄剤はなるべく低刺激のもので、よく泡立てるということ、そしてゴシゴシと擦らないで洗い流すようにしてください。


肌への保湿対策も忘れずに!


大量の汗をかいた後、それが蒸散する際に、肌の潤いまで同時に奪ってしまいます。

また、その時に角質層の保湿機能を低下させてしまう可能性もあります。

化粧水で潤いを補給するとともに、角質層の保湿機能をサポートするために乳液や美容液などを適宜使用することもおすすめします。

また、化粧水、乳液、美容液のpH値はほとんどが弱酸性であり、大量発汗の後アルカリ性に傾きかけた皮膚表面を弱酸性に保ち、細菌への抵抗力を高める効果もあります。

夏場は、湿度が高く、発汗量も多いので、皮膚表面が湿っているように感じますが、大切なのは角質層の水分保持機能が適正に保たれることです。

インナードライ肌とならないように夏場の保湿対策もしっかり行なう必要があります。



夏のインナードライ肌については、以下のブログ記事もご覧ください。

[関連ブログ記事] 潤っているはずなのに〜肌乾燥で皮膚トラブル発生〜インナードライ要注意!

[関連ブログ記事] 夏場も油断しないで!保湿対策は大切


初投稿:2011/06/28
プロフィール

モルトリーチェLLC

某大手化粧品メーカーの元社員数名で設立した小さな化粧品会社です。
海と大地の恵みを活かし肌本来の機能をサポートする独自処方のスキンケア化粧品「モルトリーチェ化粧品」の製造・販売やOEM化粧品の開発などを行なっています。

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