MOLTOLICE ダイアリー

海と大地の恵みを活かし肌機能をサポートするモルトリーチェのブログです

自然化粧品・無添加化粧品について

「自然化粧品が安全というのは本当?」ということについて再び

一般的に自然化粧品は安全という認識が広まっていて、化粧品会社も自然原料とか天然成分で造った化粧品というのをセールスポイントにしていることが多いですよね。

モルトリーチェ化粧品も「海と大地の恵みを活かし肌機能をサポートする」と言ってるわけですから、自然原料を主体とした化粧品となるのですが、自然=安全と短絡的に考えてしまうことには少し抵抗があります。

ということで、今回は原点に戻って、自然化粧品について、モルトリーチェの考え方をご説明させていただきたいと思います。

なお、以前にも同様のテーマで書いたことがありますが、内容について若干加筆修正しています。


鉱物油を使用した化粧品の安全性について


自然化粧品がブームになり始めた頃とかは、「ガソリンや灯油を顔に塗るなんて危険だと思いません か!」みたいなトークで自社の自然化粧品なるものを強く推奨するケースが多くありました。

でも、化粧品に使われている石油系の油は鉱物油と言われ、ガソリンや灯油というものとは基本的には違います。

石油由来という意味では同じかもしれませんが、現在化粧品に使われている鉱物油は、技術的な進歩もあり、精製に精製を重ね、肌に対して害をおよぼすような成分は極力排除されています。



鉱物油が肌に対して有害と信じ込まれている背景には、何十年も前に社会的問題となった「女子顔面黒皮症」の事件があると思います。

化粧品によって皮膚障害が起きた消費者が、大手化粧品会社を相手に訴訟を起こし勝訴した事件です。

原因は正確には特定されていませんが、タール色素、石油系の油脂・界面活性剤、合成香料が、その犯人ではないかと言われました。



ただ、何十年も前と比較すると皮膚科学・精製技術は格段に進んでおり、「鉱物油=危険」というのは短絡的過ぎるかもしれません。

むしろ、鉱物油の方が、不純物や変質する成分が少ない分、原料としては安定しているという考え方もあります。

また、鉱物油をベース にする方が簡単で、安価に化粧品を作ることが出来るのは言うまでもありません。

しかしながら、鉱物油というものは本来肌には無い物質で、肌になじみが良い素材とは言えないかもしれません。

私たちの肌に対して自然で、なおかつ肌本来の機能を引き出すような化粧品作りを目指し、海と大地の恵み(自然の素材)を活かして化粧品をつくることをモットーにしているモルトリーチェ にとっては相容れない素材ということになります。


自然派化粧品のいろいろ


自然化粧品が安全かどうかという前に、いったい自然化粧品とはどういう化粧品なのか理解する必要があります。

現在、自然化粧品の多くは、実際には「自然派化粧品」と言っていることが多いようです。

モルトリーチェ化粧品も「自然派化粧品」ということになります。

どういうことかと言うと、一般的に言われている自然化粧品は大きく分けると以下の4種類に分類することができるのではないかと思います。



全て自然原料で作っている化粧品(例えば、自家製ヘチマ化粧水などの純粋な自然原料の化粧品で何らかの化学物質を一切添加していないもの)

化粧品ベースに自然素材原料、配合成分に自然素材の成分を入れている。

化粧品ベースは鉱物油系原料、配合成分に自然素材の成分を入れている。

化粧品ベースには一部自然素材原料、配合成分に一部自然素材の成分を入れている。



この中で本当に自然化粧品と言えるのは、「〜瓦銅然原料で作っている化粧品」のみで、あとは全て「自然派化粧品」です。

そして、この中で最も危険な化粧品は意外にも、「〜瓦銅然原料で作っている化粧品」なのです。

自然原料の中には、効能効果という面で非常に期待できるものがたくさん存在します。

しかしながら、自然原料には酸化・変質する成分、肌に対して刺激物となる成分も含まれています。

自然のままで使用すると、何らかのトラブルを起こす可能性は大です。

いわゆる「生 もの」だからこそ心配な点があるのです。



ですから、100%天然原料を謳っている化粧品があって、それが仮に事実だとしても、何らかの化学的処置がなされて安定化した(変質しないようにした)原料でないと使えません。

そうでないと、化粧品会社としてその化粧品を広く販売しようとする場合、会社にもお客様にもかなりのリスクがつきまといます。

こういった化粧品は確かに原料は天然由来なのかもしれませんが、化学的処置をされた原料ということは、自然化粧品というよりは自然派化粧品ということになるのだと思います。

由来が全て天然だから100%自然化粧品ということになれば、鉱物油のもともとの原料である石油やその前段階の原油というのは天然に液状で存在するものですから、鉱物油使用の化粧品だって自然化粧品ということになってしまいます(これは少し屁理屈かもしれませが)。


自然派化粧品選択の重要なポイント


例えば、私達の肌を保護してくれる「皮脂膜」、これは私達の皮膚から分泌される天然のクリームとして肌にとってはたいへん大切なものです。

この「皮脂膜」が減少していくからこそ、化粧品で補う必要があるわけです。

しかしながら、この「皮脂膜」を大切な天然のクリー ムだからと、洗顔しないで肌に放置すると、そのうち酸化・変質し、まず肌がかゆくなり、そのうち肌トラブルの原因にもなってきます。

また、高級化粧品によく使用されるスクワランも、天然に存在する状態ではスクワレンといって安定性の悪い物質ですのでそのままは使えません。

スクワレンが空気酸化を受けて変質しないように水素を付加し更に精製して安定性を高めたものがスクワランということになります。

また、柑橘類に含まれるある種の香料成分はベルロック皮膚炎という重篤な光アレルギーを起こすことがあるのは有名な話です。

天然そのものだからいいというのは同時に危険性も併せ持っていることにもなります。



自然素材の原料を使用する場合に重要なのは、自然原料の中から不純物や酸化・変質しやすい成分や肌への刺激物となる成分を十分に取り除くととともに(精製に精製を重ね)、化学的にも安定化させることです。

大切なのは、本当に肌の健康にプラスとなる成分を取り出すことであり、そのためには自然原料の良い部分だけを利用して、化粧品に活かすという知識と技術いわゆるノウハウが必要になってくるわけです。

ですから、自然を標榜している化粧品こそ、よくよく吟味して選ばないといけないのかもしれません。


モルトリーチェの自然派化粧品造りの考え方


モルトリーチェでは、肌が本来持っている機能(保湿・バリア・再生機能)をサポートするという観点から、

人の皮脂膜に類似した化粧品造りには何が原料として適しているか(当然のことながら皮脂膜の欠点である変質の可能性は排除しないといけません)

肌(角質層)の保湿・バリア機能を維持 するには何が原料として適しているか

肌再生をサポートするには何が原料として適しているか・・・

肌細胞の活性化をサポートするには何が原料として適しているか・・・

などを考えた結果、原料を自然に求めたわけであり、決して、自然=安全というイメージ的発想からではありません。



肌に対して有用とされる原料や成分はたくさんありますが、肌を健やかに保つためには、まずは肌に負担をかけないスキンケアが大切です。

そのためには、肌に存在するものと同じか類似した成分を使う必要があります。

そして、自然界に存在するものが最も適切な原料であったといいうことです。

もちろん、自然原料の欠点=変質の可能性を排除することが前提です。

このように、モルトリーチェ化粧品が自然派の化粧品であるという場合、「肌に自然」そして「原料が自然」というふたつの意味合いがあります。

これは「肌本来の機能=肌が自ら美しくなろうとする力」をサポートし、健やかな肌状態を保つためのスキンケア化粧品でありたいという願いからです。




モルトリーチェ化粧品の開発コンセプト・商品特長・商品設計・商品一覧等の詳細はモルトリーチェ公式サイトをご覧ください。

モルトリーチェ公式サイトはこちら

二つの意味で自然な化粧品 MOLTOLICE

無添加化粧品=安心・安全というのは少しどうかと思うのですが・・・

モルトリーチェ化粧品はインターネットでも販売していますが、販売代理店の皆様を通じても販売をしています。また、電話やFAXで直接ご注文をいただく場合もあります。

インターネットを利用されている方は、ホームページやこのブログあるいはメルマガでモルトリーチェの商品情報・美容情報・企画情報などをご確認いただけるのですが、インターネットを利用されていない方には郵送でご案内をお届けしています。

先日も販売代理店の皆様にご案内をお届けしたのですが、そのご案内の中に「無添加化粧品のウソホント」と題した文章を入れていたところ、大きな反響を呼んでいます。

無添加化粧品=安全・安心な化粧品と思っていた方が多くいらっしゃったようで、その無添加化粧品を否定的に書いたものですから、いろいろとお問い合わせをいただいています。

ただ、無添加化粧品が悪いと言ってるわけではなくて、無添加という表現が気になるのです。何を添加していないのかが曖昧なまま無添加化粧品と言っているケースが結構多いものですから。

特に、全成分表示が義務化されている今、無添加化粧品という言い方に意味があるのだろうか・・・ということもありますし。

もちろん、無添加化粧品と言われるものの中にも優れた化粧品はたくさんあると思います。

でも、無添加化粧品だから安全・安心とか肌にプラスの化粧品であるとか・・・そういうふうに短絡的に考えるのはよくないですよ・・・ということです。

無添加化粧品については、このブログでも何度か書いたことはあるのですが、販売代理店の皆様にお送りした無添加化粧品についての文章を以下に記しますので、ご覧いただればと思います。


「無添加化粧品=安心・安全」ということについての疑問


無添加化粧品=自然化粧品=安全・安心な化粧品といったイメージがあるのでしょうか。

モルトリーチェ化粧品を無添加化粧品と思っていらっしゃる方が結構多いようです。

でも・・・モルトリーチェ化粧品は、海と大地の恵みを活用して肌機能をサポートする化粧品で、安全性にもこだわった化粧品ですが、無添加化粧品という言い方はしていません。

そもそも無添加化粧品とはどんな化粧品なのでしょうか?

無添加化粧品というと、何か悪いものが加えられていない安全な化粧品と考えられているようですが・・・どうもイメージだけが先行しているような気がします。


無添加化粧品とは、正確には旧表示指定成分が無添加の化粧品


一般的に、無添加化粧品とは、旧厚生省が何十年も前に指定した表示指定成分(化粧品に使用する場合は必ず表示しなければならない成分)102種類(香料含めると103種類)を配合していない化粧品のことをいいます。

ですから、無添加化粧品とは、正確には「表示指定成分無添加化粧品」、もっと正確に言えば、2001年から全成分の表示制度がスタート、表示指定成分の制度は廃止されましたので「旧表示指定成分無添加化粧品」ということになります。


旧表示指定成分とは どういうこと?


103種類の旧表示指定成分とは、アレルギー等を引き起こす可能性がある成分として、昭和40年代に当時の厚生省が表示の義務を求めたものです。

103種類の旧表示指定成分の中には、強い毒性や発ガン性を持つ成分から、アレルギーが起こる可能性は低く、アレルギーが起きたとしても軽い症状の成分まで様々です。

また、現在では研究や技術が進み、化粧品に使用する成分は何千種類もありますが、これらの成分の中には、103種類の旧表示指定成分以上に、アレルギー発生の可能性が高い成分や刺激が強いとされる成分もたくさんあります。


例えばこんなことが・・・「無添加化粧品=安全」というのは誤解?


例えば、パラベンという成分は、防腐剤として化粧品や食品に使用されますが、旧表示指定成分ですので、化粧品に使用した場合は、その化粧品は無添加化粧品と言えないということになります。

しかし、フェノキシエタノールという防腐剤は旧表示指定成分には含まれませんので、いわゆる無添加化粧品の中には結構使用されています。

無添加化粧品と言っても、何千種類もある化粧品成分のうち、大昔?に指定されたわずか103種類の旧表示指定成分さえ添加しなければ造れるわけです。

旧表示指定成分でさえなければ、無添加化粧品にアレルギーの可能性がある成分が配合されることもありますし、防腐剤やその他化学成分が配合されることもあるわけです。

ですから、無添加化粧品であること自体、安全性において大きな意味合いがあるとは思えません。

無添加化粧品という言葉が使われるのは、化粧品会社の思惑もあり、無添加とした方がイメージが良く、宣伝文句になるからではないでしょうか。


現在は全成分表示が義務付けられています・・・でも こんなことが・・・


なお、このようなことをふまえ、2001年から薬事法が改正され、化粧品の配合成分の全成分表示が義務付けられました。

しかし、全成分表示が義務付けられた以降も、こんなことがあります・・・

化粧品は、様々な原料で造られているわけですが、こういった化粧品原料そのものの品質を保持するための成分であれば、仮にそれらの成分が旧表示指定成分であったとしても、成分表示をしなくても良いのです。

例えば、化粧品の防腐目的に使ったパラベンは成分表示が必要ですが、原料の防腐目的に使われているパラベンは表示する必要はありません。

ですから、旧表示指定成分を使用していないという無添加化粧品であっても、その原料自体には使用されている可能性があるわけです。

ますます、無添加化粧品という言葉自体に意味が無いように思われるのではないでしょうか。


無添加化粧品について考えること


実際のところ、無添加と標榜したほうが、お客様にアピールしやすいという商売上の理由のみで、無添加化粧品にした商品というのはたくさんあります。

これでは、化粧品造りの発想が根本から違っています。

肌を健やかに保つための化粧品造りではなく、たくさん売るための化粧品造りということになってしまいます。

つまり、無添加化粧品であることが目的となっているわけです。

もちろん、肌を健やかに保つために真剣に研究開発を行い、それが結果的に無添加(旧表示指定成分無添加)となった優れた化粧品もあります。

しかし、無添加ということだけで化粧品選びをするのはあまりおすすめできないように思います。

なお、モルトリーチェでは、無添加という形だけにとらわれず、真に安全で肌に有用な化粧品造りに取り組んでいきたいと考えています。

また、お客様が安心してご使用いただけますよう、成分の分かりやすい表記と丁寧な説明に努めていきたいと思います。

無添加化粧品〜そして全成分表示について思うこと

無添加化粧品については、以前にも書いたことがあるのですが、モルトリーチェ化粧品のことを無添加化粧品と思ってくださっている方が結構多いようですので、また書かせていただきます。

モルトリーチェ化粧品は、海と大地の恵みを活かし肌機能をサポートする化粧品ということで、化粧品ベースは肌成分に類似の成分を自然界に求め採用し肌に自然で馴染みが良い化粧品造りを行なっています。

また、保湿成分や美容液成分なども天然系のものを使用していますし、植物エキスなどもトータル27種を配合しています。

つまり、モルトリーチェ化粧品は、自然派の化粧品ということにはなるのですが、ホームページでもこのブログでも、無添加化粧品という言い方をしたことはありません。

なんとなく、「無添加化粧品=自然化粧品=安全・安心な化粧品」といったイメージでとらえられているからでしょうか・・・モルトリーチェ化粧品のことを無添加化粧品と思って問合せをいただくことが結構あります。

そもそも無添加化粧品という言い方そのものがいかがなものかなと思いますし、全成分表示が義務付けられている現在にあって、無添加という言葉自体に大きな意味合いがあるのかどうか疑問も持ったりします。

ということで、今回は無添加化粧品とはどういうものかということについてモルトリーチェの考え方も含め書かせていただきます。

なお、以前書いたものと、内容が重複する部分もあるかと思いますが、お許しください。


無添加化粧品とは、正確には旧表示指定成分無添加化粧品


無添加というと、異物、特に健康に有害な物質を加えていないということなのですが、化粧品に限って言えば、どうも「無添加」という言葉自体が一人歩きしているような気がしてなりません。

イメージ的には、無添加化粧品というと、何か悪いものが含まれていない安全な化粧品ということになっているようですが、実際のところは、何が添加されていないのかというと、よく分からないという人も多いのではないでしょうか。

本来、無添加化粧品とは、旧厚生省が指定した表示指定成分(化粧品に使用する場合は必ず表示しなければならない成分)といわれる102種類(香料含めると103種類)の成分を配合していない化粧品のことをいいます。

ですから、無添加化粧品という言葉自体はたいへん曖昧な言い方であり、正確には「表示指定成分無添加化粧品」、もっと正確に言えば、2001年から全成分表示制度がスタートしましたので「旧表示指定成分無添加化粧品」ということになります。


旧表示指定成分ってどういうこと


103種類の旧表示指定成分とは、アレルギー等を引き起こす可能性がある成分として、何十年も前(昭和40年代)に当時の厚生省が表示の義務を求めたものです。

103種類の旧表示指定成分の中には、強い毒性や発ガン性を持つ成分から、アレルギーが起こる可能性は低く、アレルギーが起きたとしても軽い症状の成分まで様々です。

また、現在では様々な研究や技術が進み、化粧品に使用する成分は何千種類もあるといわれますが、これらの成分の中には、103種類の表示指定成分以上に、アレルギー発生の可能性が高い成分や刺激が強いとされる成分も多々あります。

仮に、アレルギーを引き起こす可能性が旧表示指定成分と同等あるいはそれ以上の成分を使用した化粧品があったとしても、それらの使用成分が103種類の旧表示指定成分に含まれないのであれば、無添加化粧品と言ったりしているわけです。


例えばこんなことが・・・「無添加=安全」というのは誤解?


例えば、パラベンという成分は、防腐剤として化粧品や食品に使用されますが、このパラベンは旧表示指定成分ですので、化粧品に使用した場合は、その化粧品は無添加化粧品と言えないということになります。

しかし、防腐剤でもフェノキシエタノールという成分は旧表示指定成分には含まれませんので、いわゆる無添加という化粧品の中には結構使用されています。つまり、無添加化粧品にも防腐剤を使用することはよくあることなのです。

わずか103種類の旧表示指定成分を含まないようにさえすれば、無添加化粧品は造れるわけですから、無添加化粧品=安全と短絡的に考えてしまうのは少し危険かもしれません。

無添加という言葉がよく使われるのは、化粧品会社側の思惑もあり、無添加といった方がイメージ的に良いし、販売する際の宣伝文句になるからだと思われます。

無添加化粧品の中には、旧表示指定成分には含まれないもののアレルギーの可能性はあるとされる成分が使われることもありますし、旧表示指定成分に含まれない防腐剤を使うこともあるわけです。

こういったことを考えると、無添加を標榜すること自体に、安全性において大きな意味合いがあるのかというと、少し違うのではないかと思ってしまいます。


現在の成分表示方法について(全成分表示が義務付けられています)


なお、このようなことをふまえ、2001年4月から薬事法が改正され、化粧品の配合成分を全成分表示することが義務付けられました。

全成分表示とは、化粧品に配合されるすべての成分の表示をすることです。

全成分の表示は、薬事法のルールに従い、基本的には配合量の多い順に並べなければなりません。ただし、配合量が1%以下の成分は順不同、着色剤は最後にまとめて表示されます。

全成分を表示することにより、企業がその商品に責任を負うこととなり、企業の自己責任が明確化されます。

また、全成分の表示によって、お客様が商品を選択する際の指標や使用する際の参考として役立つことにもなります。

無添加化粧品についても、正しく言えば「改正前薬事法において表示を義務付けられていた103種類の成分を添加していない化粧品」ということになります。

つまり、冒頭とでも述べたように「旧表示指定成分無添加化粧品」ということになるわけです。

無添加化粧品と言っても、何千種類もある化粧品成分のうち、わずか103種類の成分、しかも大昔?に指定された成分が添加されてないだけのことですので、無添加化粧品という言葉自体あまり意味が無いような気がします。


全成分表示以降もこんなことが・・・


また、全成分表示が義務付けられた以降も、こんなことがあります。

化粧品は、様々な原料で造られているわけですが、こういった化粧品原料そのものの品質保持をするために使われた成分であれば、仮にそれらの成分が旧表示指定成分であったとしても、成分表示をしなくても良いのです。

例えば、化粧品の防腐目的に使ったパラベンは成分表示しないといけませんが、原料そのものの防腐目的に使われているパラベンは表示する必要はありません。

ですから、旧表示指定成分を使用していないという無添加化粧品であっても、その原料自体には使用されている可能性もあるわけです。

ますます、無添加化粧品という言葉自体に意味が無いように思われるのではないでしょうか。


医薬部外品は全成分表示義務はありませんでしたが・・・


なお、医薬部外品につきましては、2001年4月以降も引き続き許認可制度が継続され、全成分表示義務の対象からは除外されていました。

中には全成分表示義務を免れることを目的として、多少手間がかかったとしても、化粧品ではなく医薬部外品として申請した商品もあったかもしれません。

ただ、全成分表示そのものの目的や主旨からすると、医薬部外品には全成分表示義務は無いというのも変な話であって、2006年4月以降は、業界の自主基準として(猶予期間有)、医薬部外品の全成分表示も行なわれるようになりました。


無添加化粧品について考えること


さて、このように無添加化粧品という言葉にあまり意味が無いと考えると、じゃあ何を信じたらよいのか分からなくなってきます。

本来は、全成分表示義務化によって化粧品に使用している全成分を開示し、消費者の皆様に安全性や肌との相性などを判断していただこうという目的もあったわけですが・・・

ただ、消費者の皆様全員が化粧品成分事典なるものを持っていたら話は別ですが、現実には、表示された全成分を見ても、それがどんな成分なのかは分かりづらいと思います。

それに、全成分は化粧品の容器パッケージや中に入っている能書などに記載されていますので、通信販売などの場合は、消費者の皆様は商品が手元に届いてからでないと記載された全成分を見ることができません。

これでは、全成分表示の意味がありませんので、通信販売の場合は、テレビにしろ、カタログにしろ、インターネットにしろ・・・商品説明の際に全成分を表示すべきなのだと思います。

インターネット通販の場合は、商品説明とあわせて全成分の表示をしているケースは多いようですが、まだ全てではありませんし、その他の媒体においては、商品アピールだけで全成分表示は行なっていないということが多いようです。

結果的に販売者にとって都合の良い情報だけがアピールされていることもあるのではないでしょうか。

いずれにせよ、消費者の皆様が化粧品の安全性や品質を事前に知るということが難しいところです。

だからこそ、販売する側も、正確で丁寧な情報を提供することに努めないといけません。

あまりに誇大な効能・効果を謳ったりすることは止めないといけませんし、情報のある一面のみを示すことによって消費者の皆様に誤解を与えるようなことも止めないといけません。

そういったことからすると、無添加という表現もあまり適切な表現とは思えません。

実際のところ、無添加と標榜したほうが、お客様にアピールできるのではないかという理由のみで、無添加化粧品にした商品というのもたくさんあります。

これでは、化粧品造りの発想が根本から違っており、肌を健やかに保つための化粧品造りではなく、たくさん売るため(売れるため)の化粧品造りということになってしまいます。

もちろん、肌を健やかに保つために研究開発し、それが結果的に無添加(旧表示指定成分無添加)となったという化粧品もあると思います。

ただ、無添加ということだけで化粧品選びをするというのは止めたほうが良いのではないかと思います。


モルトリーチェ化粧品は?


なお、モルトリーチェの場合、天然原料を主体とした安全性にこだわった化粧品造りを行なっていますが、このような考え方から無添加にはこだわっていません。

それに、防腐目的で旧表示指定成分であるパラベンを使用していますので、無添加化粧品と言えないというのもあります。

ただ、これは商品の品質管理はメーカーの責務という発想から、現時点では、パラベンが最も適切な防腐剤と判断してのことであります。

また、化粧品の全成分情報をパッケージ横面に大きな文字で分かりやすく表示し、お客様が安心して商品をご使用できますよう配慮しております。

もちろん、全成分につきましては、インターネット上でも開示しておりますし、万が一、お客様が全成分をご覧になる前に商品がお手元に届いた場合のことも考慮し、お客様ご都合での返品もお受けするような体制をとっています。

消費者の皆様が化粧品の安全性や品質について事前に正確な情報を得るということが難しいからこそ、販売する側が丁寧な情報提供を行なう必要があります。

モルトリーチェもまだまだ至らない部分が多々ありますが、ホームページやこのブログも利用して、正確で丁寧、そして皆様の肌健康に役立つ情報提供を行なっていきたいと思っています。



防腐剤パラベン使用についてのモルトリーチェの考え方は以下のブログ記事こちらをご覧ください

パラベンは善玉OR悪玉?化粧品に防腐剤は必要か?



モルトリーチェ化粧品の詳細につきましてはモルトリーチェ公式サイトの以下のページをご覧ください。

モルトリーチェ化粧品について(商品特長・商品設計その他)

無添加化粧品のホントの意味ご存知ですか?


無添加化粧品
⇒正確には旧表示指定成分無添加化粧品



無添加という言葉ってよく耳にしますね。

何らかの物質なり成分なりを添加していないということなのですが、化粧品に限って言えば、「無添加」という言葉自体が一人歩きしているような気がしてなりません。

無添加化粧品というと、何か悪い成分を添加していない(配合していない)化粧品としてイメージされている方が多いようですが・・・

通常、無添加化粧品とは、旧厚生省が指定した表示指定成分(化粧品に使用する場合は必ず表示しなければならない成分)といわれる102種類(香料含めると103種類)の成分を配合していない化粧品のことをいいます。

ですから、正確に言えば無添加化粧品とは「表示指定成分無添加化粧品」、もっと正確に言えば2001年から全成分表示制度がスタートしましたので「旧表示指定成分無添加化粧品」ということになります。


表示指定成分ってどういうこと?


これらの103種類の表示指定成分は、アレルギー等を引き起こす可能性がある成分として、何十年も前に当時の厚生省が表示の義務を求めたものです。

しかし、現在では様々な研究や技術が進み、化粧品に使用する成分は何千種類もあるといわれます。

103種類の表示指定成分の中には、強い毒性や発ガン性を持つ成分から、アレルギーが起こる可能性は低くアレルギーが起きたとしても軽い症状の成分まで様々です。

また、103種類の表示指定成分以外の成分にも有害とされる成分は多々あります。

ただし、仮にアレルギーを引き起こす可能性がこれら103種類の表示指定成分と同等あるいはそれ以上の成分を使用したとしても、当時の制度では成分表示義務は無いということになります。


例えばこんなことが・・・
「無添加=安全」というのは誤解



例えば、フェノキシエタノールという成分は、表示指成分であるバラペンと同じように防腐剤として化粧品に使われます。

ただ、このフェノキシエタノールは上記103種類の表示指定成分には含まれていなかったので、いわゆる無添加という化粧品の中には結構使用されています。

こういったこともありますので、無添加化粧品=安全と短絡的に考えてしまうことには少し違和感を感じます。

無添加ということばがよく使われるのは、化粧品会社側の思惑もあり、無添加といった方がイメージ的に良いし、販売する際の宣伝文句になるからだと思われます。

無添加化粧品の中にも、旧表示指定成分以外でありますが、アレルギーの可能性のある成分が使われるケースもありますし、防腐剤なども使われます。

無添加を標榜すること自体に、安全性において大きな意味合いがあるのかというと、少し違うのではないかと思ったりします。


現在の成分表示方法について


なお、このようなことをふまえ、2001年4月から薬事法が改正され、化粧品の配合成分を全成分表示することが義務付けられました。

全成分表示とは、化粧品に配合されるすべての成分の表示をすることです。

また、全成分の表示は、薬事法のルールに従い、基本的には配合量の多い順に並べなければなりません。

ただし、配合量が1%以下の成分は順不同、着色剤は最後にまとめて表示されます。

全成分を表示することにより、企業がその商品に責任を負うこととなり、企業の自己責任が明確化されます。

また、全成分の表示によって、お客様が商品を選択する際の指標や使用する際の参考として役立つことにもなります。

無添加化粧品についても、正しく言えば「改正前薬事法において表示を義務付けられていた103種類の成分を添加していない化粧品」ということになります。

つまり、冒頭とでも述べたように「旧表示指定成分無添加化粧品」ということになるわけです。



モルトリーチェスキンケア化粧品の詳細については、以下のモルトリーチェ公式サイト内のページでご案内しておりますので、是非ご覧ください。

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自然化粧品が安全って信じていいの?

「自然化粧品=安全」・・・単純にそう信じていいのでしょうか?

例えば、化粧品によく使われる鉱物油という油は、ガソリンや灯油と同じように石油が原料だから肌に悪いと信じ込んでいる人がけっこう多いようです。

でも、現在化粧品に使われている鉱物油は、精製技術の進歩もあって、肌に対して害をおよぼすような成分は極力排除されています。

「鉱物油=危険」とは言い切れないように思います。

むしろ、鉱物油の方が、不純物や変質する成分が少ない分、原料としては安定しているという考え方もありますし、鉱物油をベースにする方が簡単で、安価に化粧品を造ることが可能です。



現在、自然原料を謳った化粧品が数多く発売されていますが、厳密に自然化粧品と言えるのは、全て自然原料のみで作った化粧品(アロエで造った自家製化粧水など・・・)ということになります。

実はこういった純粋な自然化粧品こそ意外にも危険なのです。

自然原料の中には、効能効果という面で非常に期待できるものがたくさん存在しますが、同時に、自然原料には酸化・変質する成分や肌に対する刺激成分も含まれています。

自然のままで使用すると、何らかのトラブルを起こす可能性は大です。

いわゆる「生もの」だからこそ心配な点があるのです。

例えば、私達の皮膚から分泌される「皮脂膜」は、天然のクリームとして肌を保護するたいへん大切なものです。

でも、洗顔しないで肌に放置すると、そのうち酸化・変質し、肌トラブルの原因ともなります。

また、柑橘類に含まれるある種の香料成分はベルロック皮膚炎という光アレルギーを起こすことがあるのも有名な話です。

天然そのものというのは有益性と同時に危険性も併せ持っているということです。

ですから、自然素材の原料を使用する場合に重要なのは、自然原料の中から不純物や酸化・変質しやすい成分や肌への刺激物となる成分を十分に取り除いて(精製に精製を重ね)、本当に肌にプラスとなる成分を取り出すことです。

自然原料の良い部分だけを利用して化粧品に活かすという、知識と技術いわゆるノウハウが必要になってくるわけです。

自然を標榜している化粧品こそ、よくよく吟味して選ばないといけないのかもしれません。



それでは、モルトリーチェは「鉱物油」による化粧品造りをしているのかというと、答えはNOです。

鉱物油の安全性云々は別として、鉱物油は本来肌には無い物質で、肌に対して自然で馴染みが良い原料とは考えられません。

肌本来の健康機能のサポートをテーマとするモルトリーチェにとって、鉱物油は相容れない素材ということになります。

肌に負担をかけずに日々のスキンケアを行うためには、肌に存在するものと同じか類似した成分を使うべきというのが、モルトリーチェの考え方なのです。

「人の皮脂膜に類似した化粧品造りには何が原料として適しているか?」

「肌の保湿機能を再現するには何が原料として適しているのか?」

「肌細胞の活性化をサポートするには何が原料として適しているのか?」

と考えていくと、自然界に存在するものが最も適切な原料であったということです。

もちろん、刺激の少ない安全性の高い自然原料を厳選しないといけませんし、変質や酸化するような成分も排除しないといけません。

決して、自然=安全というイメージ的発想からではなく、肌本来の健康機能を回復・維持させるために、最も適した原料として海と大地の恵み(植物成分や海洋成分)を用いた化粧品造りを行っているのがモルトリーチェです。



モルトリーチェのスキンケアについての考え方は、肌の機能に着目し、健康な肌であれば本来有している「肌の健康機能=自ら美しくなろうとする力」をサポートしたいというこことにあります。

モルトリーチェスキンケア化粧品の詳細については、以下のモルトリーチェ公式サイト内のページでご案内しておりますので、是非ご覧ください。

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