MOLTOLICE ダイアリー

海と大地の恵みを活かし肌機能をサポートするモルトリーチェのブログです

マッサージ

マッサージが肌乾燥を防ぐ理由


肌乾燥を防ぐと言われる方法はいろいろあります。

多くの方がご自分に合うお手入れ方法をお探しのことと思います。

今日は保湿対策として肌のマッサージをおすすめしたいと思います。



マッサージの目的は?


マッサージは何のためにするのかというと、若々しい肌を保つためとか、シワやタルミを防ぐためとか言われます。

そういう言い方が分かりやすいのかもしれませんが、マッサージの最大の目的は血行を良くして、肌の新陳代謝が適正に行われるようにサポートすることです。

特に冬場は、温度が下がり、どうしても血行が悪くなってしまいますが、マッサージをすると明らかに皮膚温が上昇し、血行が良くなっていることが分かります。

血行が良くなると、毛細血管から肌細胞への栄養分がスムーズに供給されるようになり、新陳代謝にプラスの影響を与えてくれます。



適正な新陳代謝が肌に潤いを与える


新陳代謝というのは、表皮基底層で生まれた細胞が少しずつ皮膚表面へ押し上げられていき、角質細胞としてとどまった後、垢として剥がれ落ちていくといった一連のサイクルを言います。

新陳代謝は、一般的に肌の生まれ変わりとも言われ、肌が若々しくあるためにたいへん重要な機能なのですが、肌の潤い機能にも直接的に影響を与えます。

肌の潤い機能(水分保持機能)は、皮膚最上層の角質層が規則正しい層構造を形成し、そこに細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)といった潤い成分が存在することで維持されています。

この角質層の層構造は、新陳代謝が適正に行われることで形成されますし、細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)といった潤い成分も新陳代謝の過程によってつくられます。

ですから、新陳代謝の乱れや鈍化というのは、肌(角質層)の潤い機能を低下させてしまい、肌が乾燥しやすい状態になってしまいます。

肌が乾燥すると、さらに新陳代謝は乱れますから、どんどん肌乾燥スパイラル(悪循環)ということになってしまいます。



日々のマッサージで新陳代謝をサポート


こういったことにならないように、日々のマッサージをおすすめします。

血行が悪くなりがちな冬場は、マッサージを継続することが新陳代謝のサポートにつながり、それが有効な保湿対策にもつながります。

なお、マッサージは毎日行うべきですが、かといって肌への負担となってはいけません。

マッサージクリームは肌にマイルドなものを選び、マッサージを行う際は肌に対して決して強い摩擦を与えずにやさしく行いましょう。



マッサージの目的や方法については以下のブログ記事でもご案内しています。

[関連ブログ記事]顔のマッサージの究極の目的はやっぱり保湿

[関連ブログ記事]マッサージの方法



モルトリーチェ公式サイトの以下のページでもマッサージの方法や注意点をご紹介しています。

[公式サイト内ページ]モルトリーチェスキンケア商品ご使用方法




初投稿:2009/12/01

クレンジング&マッサージ両用クリームについて疑問


今回は、モルトリーチェのクレンジングクリームの使用方法の疑問についてお答えします。



モルトリーチェのクレンジングクリームは、オリーブスクワランを主体とした油性のクリームタイプです。

水中油型(O/W型)、つまり油分を水分で包んだ構造で乳化されていますので、水との馴染みが良く、クレンジング後に水で洗い流すことができます。

油性成分が乳化剤によって、水分の中に細かな粒となって乳化された状態のクリームなのですが、あっさりした感触のクリームで、肌表面でメイクアップなど油汚れとよく馴染みます。

これは、メイクアップ等の油汚れがクリーム中の油性成分の中に溶け込んで、細かな粒の状態になり、それを水分が包みこんだ状態です。

親水性が良い状態ですので、容易に水で洗い流すことができます。

肌を擦ることもなく、つまり肌に刺激を加えずにメイク汚れを落とすことができるのが特徴のひとつです。



クレンジングしながらマッサージはOKなの?


このクレンジングクリームは、クレンジングだけでなく、マッサージクリームとしてもご使用いただけます。

今回の疑問は、クレンジングクリームをマッサージクリームとしてご使用いただく場合についてです。

クレンジングしながらマッサージしてよいものなのか?

それとも、一旦クレンジングしてメイクアップなどを取り去った後、もう一度クレンジングクリームを出してマッサージするべきなのか?・・・ということです。

なお、ここで言うマッサージとは、日々の3分〜5分程度のマッサージです。



モルトリーチェのクレンジングクリームは、オリーンブスクワラン、ホホバ油などの油性成分が脂肪酸系およびアミノ酸系乳化剤によって水、保湿成分の中に細かな粒となって乳化されたクリームの状態です。

クレンジングしますと、肌表面のメイクアップなどの油汚れが、乳化剤によってスクワランなどの油性成分の中に溶け込んで、細かな粒の状態になります。

この汚れを抱き込んだ粒状のものは、直接肌には触れません。

ですから、乳化された油汚れが逆に皮膚の中に染み込んでいく、あるいは浸入していくという事はありません。

クレンジングしながらマッサージしたとしても特に大きな問題はありません。

ただ、汚れを包み込んだクリームでマッサージするのは、なんとなく抵抗感があるという方もいらっしゃいます。

その場合、一旦水で洗い流して、再度クリームをとりマッサージされることをおすすめします。

なお、一旦水で洗い流した後は、顔に若干の水分が残っていますので、クリームの油分と水分が馴染み、よりソフトな使用感でマッサージができるという利点もあります。



クレンジングしながらマッサージすると、クレンジングクリームの使用は1回でいいのすが・・・

クレンジングとマッサージを別々に行うと、クレンジングクリームの使用は2回ということになります。

それだけ早くクリームが無くなってしまいます。

それではもったいないということで、1回のクレンジングクリームの使用量を少なくすると、肌表面の汚れを十分に取り去ることができなかったり、肌に摩擦を与えて肌への刺激となったりします。

クレンジングしながらマッサージするか?クレンジングとマッサージを別々に行なうか?

これは、個人の判断になるかなと思いますが、いずれにせよ1回のクレンジングクリームの使用量が少な過ぎると、肌には悪影響をおよぼすリスクが高まります。



ちなみに、こういったクレンジング&マッサージ両用クリームの場合、一般的には、クレンジングの後、もう一度クリームをとりマッサージするよう指導している化粧品会社が多いようです。

これは、クレンジング剤を水で流した後、顔に残った水分により、マッサージの際のクリームの滑りが良くなるということも理由でしょうが・・・

その他にも、その方が、商品の回転が早くなるということ、デモンストレーションなどする際に見た目がきれい、といったことも理由にあるように思います。

でも、ご自宅で使用する場合は、それでは面倒だとお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。

クレンジングとマッサージ、それぞれ別々にクレンジングクリームをとり2段階で行うに越したことはありませんが、クレンジング時にマッサージをしてもさほど大きな問題は無いように思います。

モルトリーチェのクレンジングクリームは、メイックアップ等の汚れとクリームが馴染むと使用感がスーッと軽くなります。

クリームの使用量が適切であれば、クレンジングしながらのマッサージでも、肌摩擦などの心配は少ないと思いますのでご安心ください。

なお、長時間のマッサージにつきましては、一旦メイックアップ等を取り去った後、改めてクリームをとり行っていただきますようおすすめします。



[公式サイト内ページ]モルトリーチェのクレンジングクリームのご案内




初投稿:2008/05/01
プロフィール

モルトリーチェLLC

某大手化粧品メーカーの元社員数名で設立した小さな化粧品会社です。
海と大地の恵みを活かし肌本来の機能をサポートする独自処方のスキンケア化粧品「モルトリーチェ化粧品」の製造・販売やOEM化粧品の開発などを行なっています。

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