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敏感肌

敏感肌について【2】肌のバリア機能を保つには徹底した保湿対策

このブログ記事は、前回のブログ「敏感肌について【1】バリア機能の低下が肌トラブルを起こす」の続きとなります。前回のブログ記事もあわせてお読みください。



前回のブログ記事で、敏感肌というのは肌のバリア機能が低下した状態にあるということ、そして、肌のバリア機能は皮膚最上層の角質層が健全な状態にあってこそ保たれるということを書いてきました。

それでは、その肌のバリア機能を適正に保つためには、どのようようなことに注意すればよいのでしょうか。

肌のバリア機能が低下した状態というのは、角質層を構成する細胞がめくれ上がったり、必要以上に剥がされたり、不規則に並んでいたり・・・角質層の層構造が崩れた状態にあります。

また、角質層における細胞間脂質やNMFといった潤い成分が不足した状態でもあります。

これらの潤い成分は、水分をしっかりと保持するとともに、角質の細胞と細胞の間に存在し接着剤的なはたらきもしていますので、不足するとバリア機能も低下してしまいます。


角質層の保湿機能を補う!


角質層を健全に保ち、肌のバリア機能を適正に保つためには、とにかく「徹底した保湿対策」が必要です。

肌の水分、特に角質層の水分が不足し、肌が乾燥すると、わずか0.02ミリほどの厚さの角質層は、傷つきやすく、剥がれやすい状態になります。

また、角質層の水分不足、そして細胞間脂質やNMFの不足は、角質層における細胞の並びにもひずみを生み、異物が侵入しやすくなってしまいます。

保湿力のある化粧水、乳液、美容液、クリームなどをこまめに使い、肌に潤いを保つことで角質層を整えることが必要です。

細胞間脂質の不足を補うためにその主成分であるセラミドが配合されたものもありますし、NMFの不足を補うために、それに代わる様々な保湿成分が開発され、それぞれ化粧品に配合されていますので、化粧品の内容成分をよく吟味してお使いいただければと思います。


角質層を保護し水分の蒸散を防ぐ!


また、角質層の上に薄い膜をつくることで、水分の蒸散を防ぐとともに外部の刺激から肌を守ることが大切となります。

化粧水というのはほとんどの方が使用されていると思いますが、バリア機能を適正に保つということからすると、乳液、美容液、クリームなどの油分の含まれた化粧品の使用も必要だと思います。

本来、肌のバリア機能を補完するために、私たちの肌表面には、皮脂腺から出る皮脂と汗腺から出る汗が混じりあった皮脂膜という天然のクリームがあります。

皮脂膜は、肌水分の蒸散を防ぐとともに、様々な外的刺激から肌を守り保護するはたらきがあります。

皮脂膜が少ないと肌は乾燥しやすくなり、肌の保護機能も低下(バリア機能の低下)しやすくなります。

この皮脂膜は、加齢とともに少なくなっていきますし、秋冬の寒い時期になると少なくなります。

乳液、美容液、クリームなどには油分が含まれ、この皮脂膜のはたらきを補うことができます。


角質層を傷つけずに肌の付着物を取り去る!


クレンジングや洗顔にも注意が必要です。

刺激の原因となる肌の付着物をきれいに取り除くことがまず重要ですが・・・

その際に、必要な角質部分まで取り除いたり、角質層を傷つけるようなことがあると、肌のバリア機能は低下してしまいます。

ですから、クレンジングや洗顔は、決して肌を強く擦ることなく、やさしく行なうことが大切です。

また、洗浄力の強いものは、不要な肌の付着物と一緒に、必要な角質部分まで取り去ってしまう可能性がありますので、これも要注意です。

クレンジングや洗顔は、角質層の層構造を守りながら、肌の不要な付着物をきれいに取り除く!・・・これが、肌のバリア機能・保湿機能を適正に保つ基本です。


敏感肌を防ぐために肌に刺激を与えない!


それから、敏感肌の場合、あるいは敏感肌にならないようにするためには、肌への刺激となるようなものは極力避けるということが大切です。

敏感肌でない方でも、一旦何らかの刺激がきっかけで肌が反応してしまうと、上記の通り、そのままトラブルが起きやすい肌になってしまうことがあります。

健康的な肌であっても油断せずに、保湿対策をしっかり行なうこと、そして肌への刺激はできるだけ排除することが必要です。

クレンジングや洗顔に限らず、肌を触る場合は、決して強い摩擦を与えない。

肌の付着物はなるべく早めに取り除く。

化粧品なども、低刺激で肌に対して負担の少ないものを選ぶ。

紫外線になるべくあたらない。

こういったことには、特に注意する必要があります。

もちろん、バランスのよい食生活、規則正しい生活と十分な睡眠、精神的な安定などによる、心身の健康が肌の健康にたいへん重要であるということは言うまでもありません。



保湿対策については、モルトリーチェ公式サイトの以下のページもご参照ください。

【特集記事】「肌乾燥」を防ぐための保湿対策

ただ、上記ページでは、マッサージによる血行促進や不要な角質の除去による新陳代謝のサポートなども保湿対策のひとつとして取り上げていますが、肌が敏感な状態では、こういったお手入れは刺激となることがあります。

敏感な肌状態での保湿対策としては、まずは上記の通り「保湿剤を使い水分を失わないようにする」「不足した皮脂膜を補い水分の蒸散を防ぐ」「やさしい洗顔を行なう」といったことをお考えいただきたいと思います。



今回のブログ記事における敏感肌というのは、もともとの肌質とか体質というよりは、基本的には肌乾燥を主要因とする後天的な肌の問題としてとりあげてきました。

アレルギー肌、アトピー肌、化粧品かぶれなどについては、以下の関連ブログ記事もご覧いただきたいと思います。

化粧品による「かぶれ」について

肌トラブル時の化粧品の使用について

季節の変り目「春」の肌トラブルを防ぐために

化粧品アレルギーについて

アトピー肌に使えますか?

アトピー肌のスキンケアについて


敏感肌の方にもオススメ!モルトリーチェ化粧品


肌機能をサポート!モルトリーチェ化粧品

モルトリーチェ化粧品は、海と大地の恵を活かし、肌の保湿機能・バリア機能・再生機能をサポートします。

敏感肌の方にも安心してご使用いただけますよう、低刺激で肌に対して自然なスキンケア化粧品となっています。

以下のページで詳細をご案内していますので、敏感肌でお困りの方も是非一度ご覧いただきますようお願いいたします。

モルトリーチェ公式サイトトップページ

モルトリーチェ化粧品開発コンセプト

モルトリーチェ化粧品の特長

モルトリーチェ化粧品の商品設計と配合成分

敏感肌について【1】バリア機能の低下が肌トラブルを起こす

敏感肌で悩まれている女性の方は多く、以前何かの調査資料で、約70%の女性がご自分の肌を敏感肌だと思っているということを見た記憶があります。

最近では、男性の方でも肌が敏感だという人が増えているように思います。

ということで、今回は敏感肌の原因と対策について、2回に分けて書いていきたいと思います。

なお、ここでいう敏感肌というのは、もともとの肌質とか体質というよりは、基本的には肌乾燥を主要因とする後天的な肌の問題として進めていきたいと思います。

アレルギー肌、アトピー肌、化粧品かぶれなどについては、カテゴリー「化粧品かぶれ・アレルギーについて」の中の他のブログ記事もご覧いただきたいと思います。

★ 当ブログ記事最下部に関連ブログ記事へのリンクがございます。


敏感肌は肌のバリア機能が低下した状態


敏感肌というのは、何らかの外的刺激に対して肌が反応しトラブルが発生しやすい肌ということになります。

外的刺激とは、紫外線だったり、化粧品だったり、細菌だったり、チリやホコリだったり・・・

あるいは、何らかの肌への摩擦も刺激となることがありますし、自分自身の皮脂や汗も時間の経過とともに肌への刺激物と変わることもあります。

とにかく、肌に触れるもの、付着するものというのは、そのほとんどが肌への刺激となる可能性はあります。

ただ、こういった刺激のほとんどに肌がいちいち反応していてはたいへんなことになるわけで・・・

健康的な肌であれば、こういった刺激から肌を守る機能=バリア機能というのがありますので、そう簡単に肌トラブルが起こるということはありません。

肌が敏感な方は、このバリア機能が低下しているため、健康的な肌であれば反応しないような刺激に対しても反応が出やすくなっているということになります。

なお、アトピー肌(アレルギー肌)の場合は、体質的に何らかの刺激物や特定の成分に対して反応が出やすいうえに、肌のバリア機能も弱いという方にその症状が発生してしまいます。

ただ、一般的に肌が敏感だという場合、それは体質的なものというよりは、バリア機能の低下が大きく影響していることが多いのではないでしょうか。

また、ご自分で敏感肌と思っていない方でも、季節の変わり目であったり、体調の変化、ホルモンバランスの乱れがあると、体そのものが一種の緊張状態になったり、体質の変化があったりして、肌が敏感になることがあります。

これまで反応しなかった刺激に対しても反応が起きやすくなり、肌トラブルが発生しやすくなってしまいます。

この場合も、いつも間にか肌のバリア機能が低下していたということが、その原因のひとつだったりします。


バリア機能低下と肌トラブルについて


さて、その肌のバリア機能とはどういうことかと言いますと・・・

肌の表面(皮膚の最上層)というのは、新陳代謝によって押し上げられてきた細胞が20層ほど重なって角質層という層を構成しています。

といっても、角質層の厚さはわずか0.02ミリほどしかなく、そこに細胞が整然と重なり合い、細胞と細胞の間には細胞間脂質(主成分セラミド)やNMF(天然保湿成分)が存在し、角質層の水分をしっかりと保つとともに、外部からの異物の侵入を防いでいます。

角質層の層構造がしっかりとしていれば、角質層がバリアとなるため、肌内部への異物の侵入は容易ではありませんが、角質層の層構造に乱れがあると、そこに異物の侵入を許す隙間が生じてしまいます。

角質層は、強く擦るなど外部の力が加わることで損傷を受けることがありますし、また、加齢、紫外線、お手入れ不足、体調の悪化などにより、健全な層構造が形成されなかったり、細胞間脂質やNMFが不足したりします。

そして、角質層がバリア機能を果たさず、異物が肌内部に侵入してしまうと、皮膚の防衛反応によりその異物に対して攻撃が開始されます。

これが、肌表面では、カユミや炎症などのトラブルとして現れます。

また、角質層が適正なバリア機能を果たしてないと察知した皮膚では、これも防衛反応として、角質層の補修を行なうべく新陳代謝が急激に活発に行なわれます。

通常28日周期とされる新陳代謝が急激に早まり、そうなると未成熟の細胞によって構成された角質層がつくられてしまいます。

これは、保湿機能もバリア機能も劣った角質層であり、さらに刺激に対して反応しやすい状態になるという悪循環に陥ってしまいます。

このようにして、敏感な肌状態が継続すると、これまで反応しなかった刺激に対しても、反応が出やすくなりますし、肌のトラブル状態が長引いたり悪化したりしていきます。

ですから、肌に異変を感じた場合は、さらなる刺激を回避するために、化粧品などの使用を中止するということがまず求められます。

これは、最初の刺激の要因が化粧品であってもなくても、肌に異変を感じた場合というのは、さらなる刺激に反応しやすい状態になっていますので、やはり化粧品の使用は一旦中止するべきだと思います。

もちろん、化粧品以外でも、その他刺激となる可能性のあるものは、極力排除した方がよいというのは、言うまでもありません。



ということで、肌のバリア機能、その機能の主役ともいえる角質層の層構造を健全に保つことが、現在敏感肌でお困りの方にとってはもちろんのこと、これから敏感肌にならないようにするためにもたいへん重要です。

それでは、肌のバリア機能を適正に保つためには、どのようなことに注意すればよいのか・・・

対策については、下記の次回ブログでご案内していますので、是非続けてお読みください。

敏感肌について【2】肌のバリア機能を保つには徹底した保湿対策



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肌トラブル時の化粧品の使用について

前回のブロク記事では、化粧品によるかぶれについて書きました。

その中で、化粧品を使用していて何らかの肌の異変が起きたら(それが化粧品が原因であろうと、なかろうと)、使用は一旦ストップした方が良い。そして、肌が元の状態に戻るのをまずは待つべきだと書きました。

ただ、化粧品の使用をストップすると言っても、仕事をしている方はメイクアップが必要な場合もあるでしょうし、そうでなくても紫外線対策でファンデーションぐらいは使いたいということもあるでしょう。

そうなると、メイクアップを落とすためには、クレンジング剤が必要となってきます。

メイクアップをしていなくても、春夏は皮脂や汗の分泌も多くなりますし、空気中には様々な浮遊物があって、それが肌に付着するわけですから、洗顔剤も必要となってきます。

こういった場合、肌の付着物は取らないといけない、しかし、クレンジングや洗顔による刺激も心配ということもありますので、クレンジングや洗顔の際は、以下の点に注意しましょう。



クレンジングについては、クレンジング剤を肌の汚れ(メイクアップなど)によく馴染ませることです。

この時に、決してこすらずにやさしく馴染ませてください。

クレンジング剤と汚れが馴染んだら、水またはぬるま湯できれいに洗い流してください。

それでも、お肌にはクレンジング剤の若干の油分が残りますので、洗顔剤で洗い流します。

洗顔剤はよく泡立ててやさしく洗うことです。

泡立てる際は、顔の上で泡立てるようなことは厳禁です。手のひらでよく泡立てたうえで、その泡でつつみこむように洗います。

特に重要なのは、すすぎです。

洗顔剤が、顔に残らないように、水またはぬるま湯で、丁寧にすすいでください。

洗顔後のふき取りも、やわらかいタオルで、こすらずに、おさえるようにして、水分をふき取ってください。

洗顔後は、肌が乾燥しやすくなりますので、本来はここで化粧水、乳液、美容液、クリームなどを使用するわけですが、肌にトラブルがある間は控えていただく方が良いと思われます。

なお、肌の乾燥がどうしても気になる場合は、あとのケアは化粧水で肌を整える程度にとどめるか、使用量を少なめにする、或いは少品種ずつ慎重に使ってみる等の配慮が必要になってきます。

それから、メイクアップをされた場合は、メイクアップの必要が無くなりましたら、できるだけ早めに落とした方が良いと思います。

しつこいようですが、クレンジング剤や洗顔剤を使用する際は、決してこすらずにやさしくということと、使用後はそのクレンジング剤や洗顔剤が肌表面からきちんと取り除かれるよう注意してください。



化粧品の使用を中止して1週間〜10日ほど経過しても、肌が元に戻らないということであれば、原因が化粧品以外にもいろいろと考えられますので、早めに皮膚科医師に相談するようおすすめします。

化粧品の使用を中止して、肌が元に戻り落ち着いてきましたら、その化粧品の再使用するわけですが、中には再使用に不安がある方もいらっしゃるかと思います。

そういった場合は、以下の簡単なパッチテストをしていただくのもひとつの方法かと思います。

簡単なパッチテストとは、化粧品が塗りやすく、万一トラブルが起きても目立ちにくい「二の腕の内側」で化粧品を試します。

「二の腕の内側」に化粧品をつけてから48時間以上経過しても、炎症やかゆみなどの反応がなければ問題ないと判断します。

複数の化粧品を一緒に行なうと、どの商品が反応があったのか分かりにくくなりますので、なるべく一品ずつ行なっていただくのがよいかと思います。

なお、一次性の化粧品かぶれ(一次刺激)は化粧品をつけた部位にのみ即時的に反応が現れますが、アレルギー反応の場合は、全身に及ぶことも多く、また数日間の潜伏期間の後(場合によっては1週間ほど経過した後)に症状があらわれることがあります。

一次性の化粧品かぶれについては、上記の簡単なパッチテストで化粧品が合うか合わないかの判断がある程度可能かと思いますが、アレルギー反応の場合は、自宅でのパッチテストでは判断が難しいところです。

アレルギー反応によるかぶれと思われる場合は、皮膚科医師に相談されるのが賢明です。

化粧品による「かぶれ」について

化粧品の製造技術は日々進歩していますし、肌に害を与える成分もかなり分かってきましたので、数十年前のように社会問題となるような大きな皮膚トラブルはなくなってきました。

しかし、化粧品の安全性自体はかなり高くなってはいるはずなのですが、それでも化粧品によるかぶれなど肌トラブルで悩む人は後を絶ちません。

また、生活環境の変化もあってか、敏感肌の人は増えているような印象を受けますし、人によって肌トラブルの原因となる化粧品や成分も違うなど多様化しているようにも思います。

そこで、今回は化粧品によるかぶれなど肌トラブルについてお話します。


化粧品によるかぶれは何が原因?


化粧品によるかぶれなど肌トラブルが発生した場合、化粧品の中に何か肌に悪い成分が入っていて、それが原因で肌トラブルが起きたと考えがちなのですが、化粧品の配合成分が原因とばかりは決めつけられません。

化粧品によるかぶれなど肌トラブルは、大きく分けて以下の3つの原因が考えられます。



1つ目は、睡眠不足や病気などで体調が悪かったりして免疫力が低下しているとき、或いは逆に春先など新陳代謝が活発になっているとき、また、ホルモンのバランスが乱れたりしているときなどは、体が過敏になっていますので肌がかぶれやすい状態になっています。

なお、春の肌トラブルについては、以下のブログ記事においてもう少し詳しく書いております。

今回のブログとあわせてお読みいただければと思います。

春の肌トラブル要注意!



2つ目は、化粧品の使用方法の問題です。

マッサージや洗顔などによって肌を強く擦るといった行為があったときには、ヒリヒリ・痒みといった刺激を感じるときがあります。

また、肌を強く擦るという行為は、肌の角質層を傷つけている可能性も大ですので、肌のバリア機能が低下し肌はかぶれやすい状態になっていると考えられます。

その他に、クレンジング剤や洗顔剤などが、きれいに洗い流されずに肌に残っていた場合も、何らかの肌トラブルを起こす可能性があります。



3つ目は、化粧品に配合されている何らかの成分、たとえば防腐剤、香料、色素、その他ある種の成分が肌に浸透した際に拒否反応が出た場合です。

この場合、有用成分として配合している成分であっても(それが天然由来系の成分であっても)、人によっては拒否反応が出ることがあります。

なお、化粧品成分に対する拒否反応しては、一次刺激の場合とアレルギー反応の場合があります。


「肌がかぶれる」という現象はどうして起こるのでしょうか?


このように、化粧品によるかぶれといっても、体調が原因であったり、使用方法に原因があったりすることも多いのですが、化粧品そのものに原因があって肌がかぶれる場合、その現象には2通りあります。



1つは、一次刺激と言われるもので、極端な例として、皮膚に塩酸やカセイソウダのような濃い酸やアルカリが付着すると、ヒリヒリしたり、痛みを感じたり、最後には皮膚がただれてきます。

もちろん、化粧品にはこういった強い成分は配合されませんので、皮膚がただれるようなことはなく、赤み、ヒリヒリ感、痒みとして現れるわけですが・・・

このような現象は時間がたってから起こるのはなくて比較的短時間に起こってきます。

これは皮膚がタンパク質で出来ていて、そのタンパク質が酸・アルカリで変質した為に、そこで起こっている異常現象が脳に伝達され、刺激として感じる事によってその異常な状態を取り除こうとする生理的な現象です。



もう1つは、アレルギー反応といわれるものです。本来、体に存在しない物質が体内に侵入してきた時に、体がこれを異物と認識して排除することによって体を守ろうとする一種の防衛反応です。

こういった異物は体の中のタンパク質と結びついて抗原というものになります。

抗原に対してこれを排除するために体内に出来る対抗物質が抗体です。

ですからアレルギー反応は抗原抗体反応の一種です。細菌やバクテリアも異物ですから同様の反応を起こします。

そして、この反応の場合は必ずしも即時的ではなくて、2〜3日の潜伏期間の後、場合によっては1週間位たってから症状があらわれることもあります。

この抗原抗体反応の結果として、ブツブツが出来たり、赤く腫れたり、熱を発したりといった症状が出ます。


化粧品が肌に合わないということについて


化粧品を使用しているうちに、顔にブツブツが出てきたりした場合、その化粧品が肌に合わないと考えがちですが、必ずしもそういうことではありません。

もちろん、化粧品の中の何らかの成分が合わないということも可能性としては十分に考えられます。

しかし、化粧品を疑う前に、体調はどうか、ホルモンのアンバランスは考えられないか、悩みやストレスは無いか、昨日今日食べたものの影響は無いか、使用方法に問題は無いか・・・ということも考えてみる必要があります。

今まで何事も無く使えていた化粧品なのに、その化粧品の中の成分が原因で、急にブツブツや吹き出物が出るということは可能性としてはあまり高くないように思われます。

もちろん、体質が変化し、以前は大丈夫であった成分に対し反応するようになったという可能性もあるわけですが、別の原因も考えてみる必要があるかもしれません。



化粧品が原因のトラブルの場合、一次的な刺激は1〜2日以内、アレルギーでも2〜3日以内に、何らかの症状が出ます。

そのときは化粧品を疑ってみる必要があります。

ただし、肌に異常が発生した場合は、それが化粧品が原因であろうが、体調が原因であろうが、あるいはその他の原因であろうが、どのような原因でも、使用は一旦ストップして、様子を見ていただく、そして肌が元の状態に戻るのを待つということが賢明と思われます。

肌が元の状態に戻り、体調にも問題がなければ、化粧品の使用を再開しても問題なく使用できるということも多々あります。

ただし、それでも、その化粧品を使用するとやはり何らかの異常が発生すると言う場合は、その化粧品の成分に原因があると考えられます。

残念ではありますが、その化粧品の顔への使用は避けたほうが良いように思います。



なお、化粧品の使用で何らかのお肌の変調があった場合に、肌が良くなる前兆であるとか、毒素が出ているからであるとか・・・

このようなことを言う化粧品販売員が一部いるようですが、こういったことは普通考えられませんし、仮にそうだったとしても、使用を継続して肌の状態がさらに悪化する可能性の方が高くて心配です。

化粧品を使用していて、肌に何か異変が起きたら、まずは使用を一旦中止して様子を見る、肌の回復を待つというのが大原則です。

また、肌の状態がいつまでも良くならないとか、悪化するようならば皮膚科の医者に相談される事をお勧めします。


モルトリーチェ化粧品について


モルトリーチェ化粧品は、ご使用いただいたことによる化粧品かぶれをはじめとした皮膚トラブルが無いように細心の注意を払って開発・製造されています。

肌に存在する成分を自然界に求め原料として採用しており、しかも精製度が高く不純物や変質しやすい成分の少ない原料を用いています。

ですから、肌に対して自然で馴染みやすいし、かぶれなども起こりにくい化粧品ということで、ご安心いただきたいのですが・・・ただ、残念ながら100%の方に合う化粧品とは断言できません。

化粧品にしろ、薬品にしろ、その他どのようなものであっても、それが肌に塗布されたり付着したりすると、その人の体質や体調によっては、何らかの反応(かぶれやアレルギー)が起きる可能性を100%否定することはできません。

例えば、旅行などで別の地域の普通の水道水を使用しただけで、皮膚にトラブルが発生する方だっていらっしゃるわけですから。

ただ、化粧品を造るうえでは、そういった反応(かぶれやアレルギー)が起きる可能性を0%に近づけるよう日々努力をしていかないといけません。

モルトリーチェ化粧品は、このような考えのもと造られたスキンケア化粧品です。

もちろん、絶対に化粧品かぶれは発生しませんとは断言できませんが、かなりの高いレベルで安心してご使用いただける製品と自信を持っています。

敏感肌でお悩みの方や肌に合う化粧品がなかなか見つからない方にも、是非一度ご使用いただければと思っております。



モルトリーチェの商品については、以下のページでご案内しています。

モルトリーチェ化粧品について(商品特長・商品設計その他)

モルトリーチェ化粧品商品一覧はこちら

春の肌トラブル要注意!

季節の変わり目である春先は、体そのものが敏感になり、スギ花粉症をはじめとした様々なアレルギー疾患を引き起こします。

これは、寒い冬から暖かい春へと向かう中、こういった環境の変化に対応しようとするために、体が一種の緊張状態となっており、外界からの刺激に対してたいへん敏感になっているためです。

春先は、肌もたいへん敏感でデリケートな状態で、ある種の食品の摂取が原因となったり、ホコリ、ダニ、その他空気中の様々な浮遊物が原因となったりして、アレルギー性皮膚炎が増えてきます。

また、化粧品のある種の成分が原因となるアレルギー性接触皮膚炎も発生しやすくなります。

化粧品の成分が直接的な原因でなくても、過度のお手入れや摩擦などが刺激となって皮膚炎をおこすこともあります。

こういった症状は、私たち生活環境の変化や、体質・体調の変化も影響しており、これまで皮膚トラブルと無縁だった人でも(化粧品を変えたわけでもないのに)、突然、カユミやカブレなどが発生し、肌の調子が悪くなることがあります。

いずれにせよ、春先は、外界からの異物や刺激に対して反応しやすくなっていますので、スキンケアには注意が必要です。

それでは、どのようなメカニズムで肌トラブルが発生してしまうのか、そしてその肌トラブルを防ぐためにはどのような点を注意すればよいのでしょうか・・・


肌トラブル発生のメカニズム
健全な角質層が肌の健康を支えます



本来、皮膚には、紫外線や汚れ、肌に害を与える異物などの外的刺激から、肌を守るバリア機能があります。

天然のクリーム皮脂膜にもそういったはたらきがありますし、特に重要なのは皮膚の一番外側にあるわずか0.02ミリほどの厚さの角質層です。

角質層は、活動を停止した細胞が20層ほど重なり、その細胞と細胞の間にNMF成分などの保湿成分や細胞間脂質が存在します。

ちょうどレンガを20段ほど交互に積み上げ、そのレンガとレンガの間にNMFなどの保湿成分や細胞間脂質が、まるでセメントでレンガブロックを固定するかのように存在しています。

レンガが整然と並んだ状態では、肌表面は潤いがあり滑らかです。

しかし、所々でレンガがめくれ上がり、NMF成分や細胞間脂質が不足した状態になると、角質層の層構造は崩れ、肌はかさついた状態となり、滑らかさが失われます。

角質層の構造が崩れると、バリア機能は低下し、その隙間から刺激物質や異物が進入しやすくなります。

こういった刺激物質や異物が侵入してくると、皮膚(表皮)の免疫細胞は、カラダを守るために攻撃を始めます。

この攻撃が肌表面ではカブレや炎症などとなって現れます。

特に春先は体そのものが敏感な状態にありますから、普段以上にこういった現象が発生しやすくなります。



また、こういった刺激物質や異物の侵入に対応するために、表皮最下層の基底層では、どんどん新しい細胞をつくり角質層を修復しようとします。

急ピッチで修復しようとするために、普通はほぼ28日間で行なわれる新陳代謝(ターンオーバー)の周期が、急激に短くなってしまいます。

短期間で角質層へ押し上げられた細胞ですから、形も機能も不完全な角質細胞が角質層に並ぶことになってしまいます。

これでは、レンガブロックを積み上げたように角質細胞がきちんと並ぶはずの角質層の構造はますます乱れてしまいます。

このようになると、皮膚はますます乾燥し、角質層のバリア機能はさらに低下、さらに新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ不完全な角質層を構成するという、悪循環に陥ってしまいます。

刺激物質や異物も侵入しやすい状態というのはそのままですから、慢性的な皮膚炎となってしまうこともあります。


健全な角質層が肌トラブルを防止
その重要ポイントは優しい洗顔!



こうやって見てくると、春の肌トラブルを防ぐための最大ポイントは、「角質層を健全に保つ」ということになります。

そのためには、「肌に対する刺激を極力少なくすること」と、「角質層の水分を十分に保ちバリア機能を正常に保つスキンケア」を心がけないといけません。

特に重要なのは、日々のクレンジングと洗顔です。

クレンジングや洗顔によって、皮膚表面に付着した様々刺激物をきれいに取り除くことです。

皮膚表面に付着した刺激物というのは、汗や皮脂(時間の経過とともに変質します)、空気中のチリ・ホコリ、雑菌、ある種のアレルギーを発生させる物質(花粉など)、排気ガス、メイクアップ料・・・さらには最近問題の化学物質を含んだ黄砂など、実に様々です。

こういった皮膚に付着する物質・成分を取り除き、皮膚に与える刺激を極力少なくすることが大切です。


肌の保湿・バリア機能を守るクレンジングや洗顔を!


ただ、注意しないといけないのは、洗顔によって皮膚に付着した刺激物を取り除くことは必要なのですが・・・

このときに、洗浄力が強すぎる洗顔料を使用したり、肌を強く擦るような洗顔を行なったりすると、逆に肌に刺激を与えたり、角質層を傷つけてしまったりして、マイナス効果です。

先に述べましたように、角質層が傷つくと、角質層の保湿構造やバリア機能が損傷を受けますので、刺激物や異物が侵入しやすくなります。

その結果、カブレなど肌トラブルが発生しやすくなってしまいますので、要注意です。

クレンジング剤や洗顔剤は、作用の強い界面活性剤などを利用したものは汚れ落ちはよいのですが、同時に角質層の機能まで低下させてしまいます。

また、そういった作用の強い界面活性剤というのは、それ自体が肌への刺激物となる可能性があります。

なるべく、肌に対して自然な成分でつくられた製品がよいでしょう。


クレンジグや洗顔はやさしくやさしく!


クレンジングの際は、クレンジング剤をメイクアップ料など肌の付着物によく馴染ませること、ただし決して擦らずにやさしく馴染ませることが重要です。

汚れが馴染んだクレンジング剤は、きちんと洗い流してください。

それでも、クレンジングの油分が肌表面に若干残りますので、次に洗顔剤をよく泡立てて洗い流します。

洗顔の際は、体温より若干低いぬるま湯を用い、低刺激の洗顔料で、決して擦らずに行なうことです。

擦らないためには、よく泡立てて、泡で優しく汚れを落とすことです。

また、洗顔料が皮膚表面に残らないように、十分にすすぎを行なう必要があります。

すすぎの後のふき取りも、やわらかいタオルなどで、おさえるように(決して擦らずに)行なうよう注意してください。



洗顔の後は、肌は無防備な状態です。化粧水で水分を補給するとともに肌を整え、そのあと美容液・乳液・クリームなどで、水分を逃がさないように肌を保護してあげるなど、保湿対策を行ないましょう。

保湿対策というと、化粧水・美容液・乳液・クリームなど、いわゆる与えるスキンケアについては誰もが高い関心を持っていますが、保湿対策の前提となるのは、肌本来の保湿機能を守ることです。

日々の正しいクレンジングや洗顔が、保湿対策としてはもちろんのこと、スキンケアそのものの基本とも言えます。


肌を健やかに保つには、スキンケア以外の対策も


それから、春先に、皮膚炎など肌のトラブルが多くなるのは、冒頭でも述べました通り、体そのものが敏感になっていることが大きな要因でもあります。

そういった敏感な状態に、花粉であったり、空気中の浮遊物(化学物質を含んでいたりします)であったりが、原因となって様々なアレルギー症状を発生させたりします。

最近は、黄砂の健康被害も問題になっています。

なにしろ、黄砂の粒子は、スギ花粉よりもかなり小さく、この粒子には毒性のある化学物質が付着しているということですから、要注意です。

こういった化学物質が肌に付着してしまうということは、肌健康にとってはもちろん大きなマイナス要因です。

肌に悪影響を与えないように、スキンケアが一段と重要になってきます。

それでも、こういった化学物質の付着した黄砂の粒子、花粉、その他空気中の様々な浮遊物は、目、鼻、口などから体内に侵入します。

春先は、体がこういった外界からの侵入者に対して過敏に反応する状態ですので、様々なアレルギー症状が出やすくなっています。

肌も外からの刺激にたいへん敏感な状態となっています。

つまり、皮膚トラブルなどが発生しやすい状態であるわけです。

ですから、スキンケアだけでは対処できない面があります。

やはり、黄砂、花粉、チリ・ホコリといった空気中の浮遊物を、吸い込まない、付着させない、付着したら早めにきれいに落とすということが重要になってきます。

また、アレルギーが発生しないように体調を安定させるためには、バランスの良い食事や十分な休養、精神的なやすらぎなども必要です。

こういったアレルギーの原因となる物質や刺激物を排除し、体調を安定させることで、日々のスキンケアもより効果的となってきます。



以下の関連ブログ記事もよかったらご覧ください。

黄砂の被害・・・人体そして肌への悪影響も心配



肌機能を守りながらやさしく洗顔!モルトリーチェのクレンジング&洗顔

モルトリーチェのクレンジング剤(クレンジングクリーム)や洗顔フォーム(洗顔剤)は、肌表面の様々な汚れや付着物をきれいに落としながらも、肌への負担や刺激を極力抑えるよう配慮しています。

角質層の保湿機能・バリア機能を守りながらやさしくクレンジングや洗顔ができます。

洗浄成分には、植物由来&アミノ酸系のものを使用し、作用の強い石油系界面活性剤は使用していません。

また、肌の潤いを保つとともに、肌再生をサポートするために、海と大地の恵みを活用した保湿成分・美容液成分をふんだんに配合しています。

肌の汚れを優しく取り除くという本来の目的に加え、若々しい素肌を保つよう配慮されたクレンジング剤であり、洗顔フォームです。

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