アミノ酸は数十億年前、原始の宇宙で発生したと言われています。

また、アミノ酸は太古の時代から地球に存在し、原始の生命体からヒトに至るまで、あらゆる生命の源とも言われています。

自然界では約500種類ものアミノ酸が発見されているようですが、私たちの体については、そのうち20種類のアミノ酸が複雑に組み合わされて、10万種類もの様々なたんぱく質をつくっています。

例えば、筋肉、消化管、内臓、血中のヘモグロビン、毛髪、コラーゲン・・・といったたんぱく質を構成している成分がアミノ酸です。

私たちが肉や魚や穀物などの食物からたんぱく質を摂ると、20種類のアミノ酸に分解され、私たちの体の中で、再び必要に応じて様々なたんぱく質に組み換えられます。

私達の体に欠かせないアミノ酸ですが、肌を健やかに保つためにもたいへん重要な成分です。



アミノ酸と肌の保湿機能・バリア機能について


皮膚は、皮膚表面から順に「表皮」「真皮」「皮下脂肪」から成り、表皮の最上層を「角質層」といいます。

私たちが直接手で触れることの出来るのが角質層という部分で、肌が滑らかであるとか、乾燥してカサカサしているとかいうのはこの角質層の状態を表しています。




角質層は、表皮最下層(基底層)で生まれた細胞が新陳代謝によって皮膚最上層へ押し上げられ、その後活動を停止した細胞が20層ほど重なり層構造を形成しています。

そして、その細胞と細胞の間にNMFなどの保湿成分や細胞間脂質が存在します。

角質層をレンガブロックに例えると、ちょうどレンガ(角質細胞)を20段ほど交互に積み上げ、そのレンガとレンガの間をNMFなどの保湿成分や細胞間脂質が、まるでセメントでレンガブロックを固定するかのように埋まっています。




角質層の層構造が正常な状態は、これらのレンガが整然と並んだ状態です。

この状態では、角質層の水分が十分に保たれ、肌表面は潤いがあり滑らかです。

逆に、所々でレンガがめくれ上がった状態は、角質層の層構造が乱れた状態です。

この場合、そこに隙間が出来るわけですから、角質層の水分は蒸散し、肌表面から潤いが失われ、肌乾燥・肌荒れなどが生じます。

また、本来角質層には肌への異物の進入を防ぐバリア機能があるのですが、角質層の構造が崩れると、その隙間から肌への刺激物が進入しやすくなり、様々な皮膚トラブルの原因となります。



角質層の天然保湿成分NMFの主成分がアミノ酸


角質層の層構造を整え、その水分量を十分に保つために大きな役割を担っているのがNMFと細胞間脂質です。

特にNMF(Natural Moisturizing Factor)は、吸湿性・保湿性に優れ、天然の潤い成分として角質層の水分保持に重要なはたらきをしています。

そして、NMFの主成分こそがアミノ酸とその仲間であるPCA(ピロリドンカルボン酸)です。

これは、表皮細胞が新陳代謝の過程で角質細胞になるときに、細胞内のたんぱく質が分解してアミノ酸として角質層中に放出されるためです。

加齢・乾燥・紫外線などにより、肌機能が低下すると、各種アミノ酸で構成されるNMFが不足しがちとなります。

これは、肌機能低下に伴い新陳代謝も乱れ、角質層へのアミノ酸供給が十分にされないことも関係しています。

アミノ酸不足は角質層の水分保持力やバリア機能を低下させますので、肌の老化現象や肌トラブルの原因となります。



コラーゲンだってアミノ酸からできている


表皮の下にある真皮層では、コラーゲンやエラスチンといった線維成分、ヒアルロン酸などが存在し、これらにより皮膚の柔らかさや弾力性を保ち、ハリのある若々しい肌を維持しています。

そして、これらの成分は、線維芽細胞によってつくり出されます。

老化や紫外線などにより真皮の線維芽細胞の活動が鈍化すると、コラーゲン、エラスチンが不足し、線維構造が変成し緩んだ状態となり、肌からハリや弾力性が失われ、シワやタルミが現れます。

こういったことから、コラーゲンなどを美容成分として配合した化粧品も多くありますが、コラーゲンやエラスチンも様々なアミノ酸が組み合わされてできています。



ちなみに、コラーゲンは肌表面での水分保持についてはたいへん有用ですが、その分子量はたいへん大きいため肌内部への浸透という点はほとんど期待できません。

しかし、アミノ酸の場合、その分子量はコラーゲンの三千分の一ほどですから、肌内部にスムーズに浸透しその美容効果を発揮することが期待できます。

さらに、アミノ酸の美容効果については、保湿効果のほかにも、線維芽細胞を活性化しコラーゲン等の生成にプラスに作用するという研究結果も報告されています。



アミノ酸の美肌作用を取り入れたモルトリーチェの化粧水


このように、アミノ酸は体を構成するための栄養素として重要なだけでなく、若々しく美しい肌を保つためにも欠かせない成分です。

特に、乾燥してカサカサした肌、紫外線によるダメージを受けた肌、老化現象が現れた肌というのは水分とともにアミノ酸が極端に減少しています。

不足しがちなアミノ酸を化粧品によって補うことも美肌対策のひとつと言えます。



また、アミノ酸は生分解されやすいため環境を破壊することがありません。

むしろ微生物の栄養源となりますので、環境保護という観点からも優れた成分です。

まさにアミノ酸こそが究極の自然の恵みであり、肌にも環境にもやさしい成分と言えるでしょう。



モルトリーチェではアミノ酸の美肌作用を化粧品に取り入れています。

モルトリーチェの化粧水には、NMFに含まれる各種アミノ酸を中心に、肌にとって特に有益な10種類のアミノ酸をバランス良く配合しています。

さらに、海由来の高保湿成分、5種類のフルーツ酸、バイオ酵母成分、9種類の植物エキス、3種類の植物精油など海と大地の恵みを活用しています。

肌の状態を整え、肌本来の保湿機能をサポートし、潤い効果によるつややかな透明感漂う肌へと導きます。



NMFの構成成分(アミノ酸その他)

・グリシン ・アラニン ・アルギニン ・セリン ・トレオニン ・リシン ・システイン ・ロイシン ・アスパラギン酸 ・バリン ・オルニチン ・シトルリン ・チロシ ン ・フェニルアラニン ・ヒスチジン ・PCA-Na ・糖類 ・尿素



モルトリーチェの化粧水に配合ノアミノ酸

・グリシン ・プロリン ・アラニン ・グルタミン酸 ・アルギニン ・セリン ・トレオニン ・ベタイン ・リシン ・PCA―Na




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初投稿:2003/08/16