以前、火山灰やスクラブなどが含まれる洗顔剤を使うことで眼に異物が入る可能性があること、そしてその異物によって眼が傷つけられる心配があることが、国民生活センターによって指摘されたことがあります。

PDF:独立行政法人国民生活センター「火山灰を含む洗顔料の使い方に注意!」(平成22年8月18日)

これに伴い、厚生労働省からも、洗顔剤に含まれる火山灰やスクラブなどが眼に入ることを未然に防ぐために注意喚起を徹底するよう通達が出されました。

スクラブ等の不溶性成分を含有する洗顔料の使用上の注意事項について(平成22年8月18日厚生労働省報道発表資料)

火山灰やスクラブが入った洗顔剤を使用することで、眼が傷つけられたという事例が極端に多いというわけでもなかったので、こういった洗顔剤を製造するなとか、販売するなとか、そういうことではありません。

ただ、事例が少ないとはいえ、実際に眼に異物が入って病院に行った方もいらっしゃいます。

ですから、こういったことが今後起きないよう、また、大きな事故につながらないよう、製造販売業者は使用する方に対して注意を促すよう情報提供を行いなさいということでした。



上記の国民生活センターや厚生労働省からの指摘というのは、眼を傷つけないように注意しましょうということからなされています。

実際には、洗顔をしている時は(特に目に近い部分を洗う時は)、目を閉じていることが多いと思いますので、火山灰やスクラブなどが眼に入るケースというのは少ないのかもしれません。

しかし、眼を傷つける可能性のあるものが含まれた洗顔剤で顔を洗うということは、肌の保湿機能やバリア機能を守り肌を健やかに保つという観点からも少し心配です。



ハードな洗顔は肌本来の機能を低下させる心配も!


肌表面の角質層、この角質層が健全な層構造を形成し水分を十分に保つことが美肌の重要ポイントですが、わずか0.02ミリほどの厚さしかないこの角質層はちょっとしたことですぐに傷ついてしまいます。

スクラブや火山灰が入った洗顔剤というのは、洗浄力は高いのでしょうが、これは台所洗剤におけるクレンザーのようなもので、肌の深部の汚れや不要な付着物を取り除きますが、同時に角質層の層構造を傷つけてしまう可能性があるように思います。

角質層が傷つき、その層構造が乱れると、肌の保湿機能やバリア機能も低下しがちで、肌が乾燥しやすくなったり、外的刺激に反応しやすくなったりします。

また、それは肌の再生機能と言える新陳代謝にも悪影響を及ぼします。

ですから、こういった強い洗顔剤を毎日の洗顔に使うというのはあまりおすすめできません。

使うとすれば、1週間に1〜2回程度で、このくらいだと不要な古い角質(本来は自然と剥がれ落ちる角質が残存している場合)を取り除き、肌表面の状態を整えクスミを防ぐなどの効果が期待できると思います。

肌に何らかのトラブルがあったり、肌が敏感であったりする方はご使用は控えた方がよいでしょう。



それから、肌表面の角質層が傷つくというのは、肉眼で見えない、痛みも感じない、小さな小さな傷です(なにしろ、角質層は、わずか0.02ミリほどの厚みしかないわけですから)。

実際には、角質層が傷ついたという実感がないまま、いつの間に肌が乾燥しやすくなったり、肌荒れになったり、カユミや炎症が起きやすくなったりします。

こういった状態にならないようにするためには、肌に負担を与えないやさしい洗顔剤で日々正しく洗顔することが大切です。

肌の汚れをとにかく落とせさえすればいいやといった、そういった洗顔を続けていると、それが肌老化や肌トラブルの原因となる可能性もありますので、注意が必要です。



なお、洗顔の重要性などについては、当ブログ内の他の記事やモルトリーチェ公式サイト内ページもご覧ください。

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初投稿:2010/10/15