MOLTOLICE ダイアリー

海と大地の恵みを活かし肌機能をサポートするモルトリーチェのブログです

スキンケア

冬の肌乾燥を防ぐには、まずは正しい洗顔を!


肌の乾燥(水分不足)は、あらゆる肌老化・肌トラブルの原因となりますので、肌を健やかに保つためには「保湿対策」はたいへん重要です。

特に、外気が乾燥し、肌の分泌機能も低下する秋から冬にかけては「保湿対策」は必要不可欠です。

保湿対策のためのスキンケアというと、各種保湿成分が配合された化粧水・乳液・美容液・クリームなどの使用がまず思い浮かぶのではないでしょうか。

こういった化粧品は、肌に水分を補給したり、肌の水分が蒸散するのを防いだり、肌の保湿機能をサポートするといったはたらきがあります。

肌の潤いをしっかりと保つために必要なのは言うまでもありません。



肌本来の保湿機能を守るキーポイントは洗顔


ただ、ここでもうひとつ考えないといけないのは、本来は肌自体に「自ら水分を保とうとする力=保湿機能」があるということです。

この肌本来の保湿機能を健全に保つということもたいへん重要な「保湿対策」です。

つまり、肌本来の保湿機能を低下させるというマイナス要素を極力排除することです。

そして、そのキーポイントは日々の洗顔(クレンジングも含む)です。

というのも、洗顔の方法によっては、肌の保湿構造に損傷を与えたり、肌の潤い成分を奪ってしまったりして、保湿機能を低下させてしまう可能性があるからです。

肌を乾燥から守るためには、まずは正しい洗顔を行い、肌が本来有する保湿機能を低下させないことが大切です。



肌の保湿機能・バリア機能を支えている角質層


皮膚は3つの層から成り立っています。皮膚表面から順に、表皮、真皮、皮下組織です。

表皮は約0.2ミリ、真皮でも2ミリという薄さです。表皮はさらに、4つの層(基底層・有棘層・顆粒層・角質層)に分かれています。

そして、私たちが直接手で触れることの出来るのが、表皮の最も外側にある角質層というわずか0.02ミリほどの部分です。

肌が滑らかであるとか、乾燥してカサカサしていると感じるのはこの角質層の状態を表しています。





角質層は、活動を停止した細胞が20層ほど重なり、その細胞と細胞の間にNMFなどの天然の保湿成分や細胞間脂質が存在し、肌の潤いを守っています。

また、有害な成分が肌内部に浸透しないようバリア機能を有しています。

ちょうどレンガを20段ほど交互に積み上げ、そのレンガとレンガの間をNMFや細胞間脂質がまるでセメントでレンガブロックを固定するかのように埋まっています。

レンガが整然と並んだ状態は表面が滑らかになっています。

所々でレンガがめくれ上がった状態になると(角質層の層構造が崩れた状態になると)、そこに隙間が出来るわけですから、肌の水分は蒸散しやすくなってしまいます。

さらに、このような状態ではNMFや細胞間脂質も失われやすくなりますから、角質層の保水機能が低下し、肌はますます乾燥し、ざらざら、カサカサしてきます。

そして、そのうち皮膚表面に細かな小じわが出来てきたりします。

また、角質層の層構造が崩れた状態では、その隙間から肌に有害な雑菌や成分が進入して、様々な皮膚トラブルが発生しやすくなります。

これが、いわゆるバリア機能の低下ということです。



間違った洗顔で角質層の機能を低下させてしまう危険性が!


肌の保湿対策というと、化粧水・美容液・クリームなど、肌に塗布するお手入れをイメージしがちですが、その前に日々の洗顔(クレンジグも含む)がたいへん重要です。

実は、誤った洗顔方法によって、肌本来の保湿機能を損傷し、肌乾燥の大きな原因となっていることも多いのです。

洗顔は、皮膚表面に付着した様々な汚れをきれいに取り除くために行います。

汚れというのは、汗や皮脂、空気中のチリ・ホコリ、雑菌、ある種のアレルギーを発生させる物質、排気ガス、メイクアップ料など、実に様々です。

肌を健やかに保つためにまず必要なことは、こういった皮膚に付着する物質・成分を取り除き、皮膚に与える刺激を極力少なくすることです。

ですから、毎日の洗顔はたいへん重要です。



ただし、ここで注意しないといけないのは、洗顔で肌の汚れを取り去る際に、肌の表面、特に角質層の機能に損傷を与えていないかということです。

何しろ、肌の保湿機能・バリア機能を支えている角質層は、わずか0.02ミリほどの薄さです。

肌を強くこすったり、洗浄力の強い洗顔剤を使用したりすると、汚れを取り除く過程において、この角質層の層構造を傷付け、細胞間脂質やNMFといった潤い成分、さらには肌にとどまっておくべき角質細胞までを奪ってしまいます。

そして、こういった誤った洗顔方法を続けると、角質層の保湿機能・バリア機能そのものが低下し、肌は慢性的な乾燥状態になってしまいます。

また、外部の刺激に対しても敏感になり、肌の老化現象や肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

ですから、洗顔(クレンジングも含む)というのは、たいへん重要なのです。



とても重要な洗顔剤の選択


化粧水や美容液などについては入念にチッェックして購入されている方でも、洗顔剤については汚れを落とすだけだからと、あまり気にせずに商品を選ばれているケースがありませんか?

実は洗顔剤こそよくよく吟味して使用しないといけません。

肌に対してマイルドで、なおかつ汚れもきちんと落とすという洗顔剤を選ぶ必要があるのです。

しかし、困ったことに、汚れを落とす力が強いものは、作用の強い洗浄成分(界面活性剤)が使用されていることが多く・・・

逆に肌に対してマイルドな洗浄剤の場合は、汚れを落とす力が弱く・・・また、それでも汚れをきれいに落とそうとすると、肌をついつい強く擦ってしまい肌に悪影響を与えてしまうということがあります。

どのような成分で構成された製品なのか?さらにはどのような洗浄成分(界面活性剤)が使用されているのか?

・・・ということが分かれば、ある程度その洗顔剤について知ることができるでしょうし、そのための全成分表示なのですが、その成分表示を見ただけではなかなか分かりにくいというのも事実です。



ただ、ひとつ言えるのは、クレンジングにも通常の洗顔にもこれひとつで大丈夫というタイプのものはあまりおすすめできないように思います。

この場合、メイクアップなども含めて油性の汚れも一緒に取り去ろうというわけですから、かなり作用の強い洗顔成分(界面活性剤)が使用されている可能性が高いからです。

肌にとってやさしく、なおかつ汚れをきれいに落とすことを考えた場合、落とす汚れの種類も違いますので、クレンジング剤と洗顔剤は分けた方が良いように思います。

メイクアップなどの油汚れは、肌への刺激が少なく、なおかつ水とも馴染みやすいクレンジング剤で取り込み、それを洗い流す。

そして、その後に、残ったわずかな油分やその他の汚れを洗顔剤を使って洗い流します。

メイクアップをしてない場合は、洗顔剤のみで汚れを洗い流します。

このような、クレンジングと洗顔と分けた2ステップのタイプのものが、肌を強く擦ることもなく、汚れをきれいに取り除くことができますのでおすすめです。



クレンジング剤の選択について以下のブログ記事もご覧ください。

[関連ブログ記事]クレンジングで肌傷つけていませんか?

[関連ブログ記事]肌乾燥を防ぐためにクレンジング剤の選択はとても大切



乾燥を防ぐ正しい洗顔の方法について


次に、洗顔の方法についてお話します。洗顔は、肌に刺激を与えず、角質層の層構造も損傷せずに、なおかつ汚れをきれいに落とさなければなりません。

基本的には、肌を強く擦らずに、汚れをきちんと落とすということを考えないといけません。

クレンジング剤の場合はあまりに少ない量で汚れを落とそうとすると、肌を傷付ける可能性がありますので用量には注意が必要です。

洗顔剤の場合は、肌に刺激を与えずに汚れを洗い流すには、十分に泡立てたうえで使用することが大切です。

特に洗顔については、以下の点に注意しながら、肌の保湿機能を損傷しないように気をつけましょう。


洗顔時の水温に注意


体温よりやや低めのぬるま湯を使いましょう。冬場は熱い湯を使いがちですが、熱すぎる湯は必要な成分まで取り除き、肌への刺激も大きく、乾燥の原因ともなってしまいます。

なお、冬場でも、冷たい水(通常の水道水)で洗顔を行なう方もいらっしゃいます。

熱すぎる湯水での洗顔よりは、良いと思いますが、水が冷たすぎる場合は、同じように肌への刺激も考えられます。

また、肌の引き締め効果を期待して、冷たい水を使用されるケースもありますが、通常、洗顔後に使用される化粧水などに引き締め効果がありますので、あえて冷たい水での洗顔は必要ないかと思います。


予洗いをおすすめします


洗顔剤を使う前になるべく予洗い(ぬるま湯で2〜3回ほど)することをお勧めします。

お顔に水を馴染ませることで、その後使用する洗顔剤の刺激を和らげます。汚れも落ちやすい状態となります。


十分に泡立てやさしく洗顔


洗顔は泡で顔を包み込むように、やさしく、決してこすらずに洗うのが基本です。

洗顔剤をたっぷりと泡立てて使いましょう。

脂が浮きがちなTゾーンは特に丁寧に洗いましょう。

洗顔剤を手に取った後、水を含ませ、数回手のひらでこすり泡立てただけで、お顔の洗顔を開始するケースをよく見ますが、これでは十分な泡立ちは得られません。

洗顔剤は、よくよく手のひらで泡立てたうえで、ご使用ください。


すすぎは入念に


洗顔後のすすぎは十分に(15回〜20回)行いましょう。額の髪の生え際、小鼻のわき、あごのラインは洗顔剤が残りがちですので、特に丁寧に行ないましょう。

通常の洗顔剤の成分は、あくまで洗い流すこと(肌の上に残さないこと)を前提としています。

洗顔剤が肌表面に残存することで、肌にトラブルが起こる可能性もありますので、注意しましょう。


拭き取りもやさしく


洗顔後、柔らかめのタオル等にてやさしく抑えるように、お顔の水分を拭き取ってください。

決して強くこすらないように、拭き取りましょう!

※なお、洗顔後は、皮脂が取り除かれ、肌が無防備な状態にあります。

乾燥状態に陥りやすく、また外的刺激にも弱い状態となっています。

化粧水や乳液などで、潤い成分を補給し、お肌を守りましょう。



洗顔の方法は当ブログ内の以下の記事でもご覧いただけます。

[関連ブログ記事]肌乾燥を防ぐ正しい洗顔方法



モルトリーチェの洗顔フォームについて


モルトリーチェのウォッシングフォームは、洗顔による保湿機能の損傷が無いように設計された洗顔剤です。

洗顔成分は、石けん、アミノ酸系、植物由来脂肪酸系など、肌に優しい洗浄剤を使用しています。

また、驚くほどきめこ細かな泡がたっぷり立ちますので、汚れをきれいに洗い流しながらも、洗顔による肌の損傷や保湿機能の低下を防ぎます。

また、海と大地の恵みから得た美容液成分をたっぷり配合していますので、洗顔しながら肌トリートメントしたようなしっとり感を実感できます。

以下のページにて、詳細をご案内しておりますので、是非一度ご覧ください。

[公式サイト内ページ]モルトリーチェウォッシングフォームのご紹介




初投稿:2007/11/09

マッサージが肌乾燥を防ぐ理由


肌乾燥を防ぐと言われる方法はいろいろあります。

多くの方がご自分に合うお手入れ方法をお探しのことと思います。

今日は保湿対策として肌のマッサージをおすすめしたいと思います。



マッサージの目的は?


マッサージは何のためにするのかというと、若々しい肌を保つためとか、シワやタルミを防ぐためとか言われます。

そういう言い方が分かりやすいのかもしれませんが、マッサージの最大の目的は血行を良くして、肌の新陳代謝が適正に行われるようにサポートすることです。

特に冬場は、温度が下がり、どうしても血行が悪くなってしまいますが、マッサージをすると明らかに皮膚温が上昇し、血行が良くなっていることが分かります。

血行が良くなると、毛細血管から肌細胞への栄養分がスムーズに供給されるようになり、新陳代謝にプラスの影響を与えてくれます。



適正な新陳代謝が肌に潤いを与える


新陳代謝というのは、表皮基底層で生まれた細胞が少しずつ皮膚表面へ押し上げられていき、角質細胞としてとどまった後、垢として剥がれ落ちていくといった一連のサイクルを言います。

新陳代謝は、一般的に肌の生まれ変わりとも言われ、肌が若々しくあるためにたいへん重要な機能なのですが、肌の潤い機能にも直接的に影響を与えます。

肌の潤い機能(水分保持機能)は、皮膚最上層の角質層が規則正しい層構造を形成し、そこに細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)といった潤い成分が存在することで維持されています。

この角質層の層構造は、新陳代謝が適正に行われることで形成されますし、細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)といった潤い成分も新陳代謝の過程によってつくられます。

ですから、新陳代謝の乱れや鈍化というのは、肌(角質層)の潤い機能を低下させてしまい、肌が乾燥しやすい状態になってしまいます。

肌が乾燥すると、さらに新陳代謝は乱れますから、どんどん肌乾燥スパイラル(悪循環)ということになってしまいます。



日々のマッサージで新陳代謝をサポート


こういったことにならないように、日々のマッサージをおすすめします。

血行が悪くなりがちな冬場は、マッサージを継続することが新陳代謝のサポートにつながり、それが有効な保湿対策にもつながります。

なお、マッサージは毎日行うべきですが、かといって肌への負担となってはいけません。

マッサージクリームは肌にマイルドなものを選び、マッサージを行う際は肌に対して決して強い摩擦を与えずにやさしく行いましょう。



マッサージの目的や方法については以下のブログ記事でもご案内しています。

[関連ブログ記事]顔のマッサージの究極の目的はやっぱり保湿

[関連ブログ記事]マッサージの方法



モルトリーチェ公式サイトの以下のページでもマッサージの方法や注意点をご紹介しています。

[公式サイト内ページ]モルトリーチェスキンケア商品ご使用方法




初投稿:2009/12/01

化粧品の基本性能?ベース成分について


化粧品は様々な原料・成分により造られています。

そして、多くの化粧品会社がその商品の優秀性をアピールするために、コラーゲン配合とか、ヒアルロン酸配合とか、保湿成分や美白成分など美容成分の配合を強調したりします。

しかし、化粧品はそういった美容成分と言われるようなものだけでは造れません。

化粧品は、大まかに言うと、化粧品ベース(基剤)が70%〜90%を占め、そこに各種の美容成分、香り成分、あるいは品質保持のための成分などが加わって造られます。

ただ、ある種の美容成分の配合ばかりが注目され、化粧品の土台部分と言えるベース成分についてはあまり関心がそそがれていないようにも思います。

例えば、「天然〇〇成分配合」などと銘打った化粧品があったとしても、そういった化粧品のベース成分は果たして天然由来成分なのでしょうか?

もしかすると、天然成分でつくった化粧品という印象を与えながら、実は天然由来成分はほんの数%ということもあるかもしれません。

化粧品選びにおいては、効果のありそうな美容成分の配合も大切ですが、その前に化粧品ベースがどのような原料あるいは成分で構成されているのかということも重要です。

化粧品の基本性能というのは、主にこの化粧品ベースで決まるためです。



化粧品ベースの基本構成について


化粧品ベースは、基本的には、水と油そして界面活性剤によって構成されます。

化粧水であればそのほとんどは水分ということになりますし、乳液やクリームなどは、水分と油分、そしてそれを混ぜ合わせるための界面活性剤で構成されます。

そして、各メーカー、各化粧品によって、どのようなベース成分が使われているのかも違います。

使用されている油分は、鉱物油系なのか植物由来系の油脂成分なのか?どういう考えで、何から得られた油脂成分なのか?

界面活性剤についても、どのような界面活性剤を使用しているのか?

化粧品ベースこそが、化粧品の品質を左右するたいへん重要な要素です。

肌への馴染みの良さや使用感などは、この化粧品ベースによって決まります。

肌の潤い保持、保護作用、さらには刺激性や安全性などについても、化粧品ベースによって変わります。



肌馴染みに優れたモルトリーチェの化粧品ベース


モルトリーチェ化粧品は、様々な保湿成分や美容成分を配合していますが、最大の特長はその化粧品ベース成分にあると言えるかもしれません。

モルトリーチェ化粧品は、「肌本来の機能=肌が自ら美しくなろうとする力」の維持を目的としています。

そのためには、肌に負担をかけない、肌に馴染みの良い、自然な使用感の化粧品であることがまず重要です。

そのうえで肌本来の機能(保湿機能・バリア機能など)をサポートする化粧品でなければなりません。

こういった考えに基づき、モルトリーチェの化粧品ベースは、肌に対して自然なもの、あるいは肌成分に類似したものを、海と大地の恵みに求め化粧品の原料にしています。

[公式サイト内ページ]モルトリーチェ化粧品の商品設計(原料・成分)

[公式サイト内ページ]モルトリーチェ化粧品の化粧品ベースについて


モルトリーチェの化粧品ベース〜皮脂成分類似&植物由来の原料


モルトリーチェ化粧品で使用されている油性成分は、全て植物由来の油脂成分により構成されており、鉱物油(石油系の油)は一切使用されておりません。

これは、私たちの肌表面に存在する皮脂の構成成分に限りなく近い化粧品を目指したためです。

健康な肌の表面には、皮脂や汗によって構成された天然のクリーム「皮脂膜」が存在し、乾燥や外界の刺激から肌を守ってくれています。

しかし、加齢とともに皮脂の分泌が減少したり、洗顔などでこの天然のクリームが除かれたりすると、肌は乾燥しやすくなり、トラブルも発生しやすくなります。

皮脂の不足が肌老化の大きな原因のひとつでもあります。

モルトリーチェでは、皮脂の不足を補うために、また、肌にやさしく馴染みの良い化粧品であるために、皮脂成分に類似した成分を自然界に求め採用しました。

その結果、モルトリーチェの化粧品ベースは、オリーブスクワラン、ホホバ油、大豆脂肪酸 など植物由来の皮脂類似成分によって構成されています。

なお、皮脂自体は私たちの皮膚から分泌される100%天然のクリームですから、時間が経過すると酸化・変質してしまいます。

モルトリーチェでは、精製に精製を重ね、酸化・変質の原因物質を取り除いています。




モルトリーチェの化粧品ベース〜天然系&アミノ酸系界面活性剤


界面活性剤は、水分と油分といった通常は馴染みあわないものを混ざり合わせるために、化粧品造りには不可欠です。

界面活性剤は人にも環境にも有害なものと考える方もいらっしゃるようですが・・・

界面活性剤が危険物質だという意見や情報については、界面活性剤をよく理解していない間違った考え方に基づいたものや、商品の宣伝のために界面活性剤の危険性を必要以上に煽っているものが多く見受けられます。

実際のところ、高品質な化粧品造りには、界面活性剤はどうしても必要です。

界面活性剤がなければ、水分と油分を混ぜ合わせる乳液やクリームなどの乳化物(エマルジョン)を造ることができません。

また、洗浄効果を与えることができませんし、美容成分を化粧品ベースに溶かし込むことも難しくなってきます。

ですから、界面活性剤フリー(不使用)を謳っている商品や、界面活性剤悪玉説を主張する化粧品会社の商品でも、よくよく成分を見てみると、実際には界面活性剤なるものを使っていたりします。

大切なのは、「界面活性剤=悪」だと全否定するのではなく、膨大な種類がある界面活性剤の中から、どの界面活性剤を利用するかということです。

ちなみに、石けんも油(脂肪酸)と水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウムにより合成された合成界面活性剤のひとつです。

製品として安定した高品質な化粧品を造る以上、界面活性剤は必要ですが、肌への刺激は極力抑えた安全性の高いものでないといけません。

モルトリーチェ化粧品で使用している界面活性剤は、大豆など植物由来の脂肪酸系の界面活性剤や、安全性の高いアミノ酸系界面活性剤や、天然由来の界面活性剤とも呼べるレシチンなどです。

安全性にも配慮しながら、界面活性剤として十分に機能するよう、これらの界面活性剤を併用しています。

また、環境問題への配慮からも、生分解性の良い(細菌などの微生物などにより簡単に分解される)界面活性剤を使用しています。

[公式サイト内ページ]モルトリーチェ化粧品の商品設計(原料・成分)

[公式サイト内ページ]モルトリーチェ化粧品の化粧品ベースについて



ベース成分は化粧品の品質だけでなく、その製造コストにも大きく影響を与えます。

化粧品の70%〜90%がベース成分が占めるわけですから当然のことでもあります。

単に、〇〇成分配合だから高級で優秀な化粧品ということではありません。

化粧品の基本品質はそのベース成分によってかなりの部分が決まってくるのであって、そこにプラスして各種美容成分が配合され、美容効果を高めていくものです。

肌にやさしく馴染みの良い化粧品を目指したモルトリーチェの最大の特長は、そのベース成分へのこだわりと言っても過言ではありません。



モルトリーチェ公式サイトトップページは下のリンクからどうぞ。




初投稿:2007/10/27
プロフィール

モルトリーチェLLC

某大手化粧品メーカーの元社員数名で設立した小さな化粧品会社です。
海と大地の恵みを活かし肌本来の機能をサポートする独自処方のスキンケア化粧品「モルトリーチェ化粧品」の製造・販売やOEM化粧品の開発などを行なっています。

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